ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

ホンジュラスから米国へ

2018-10-28 10:59:38 | 日記
 中米のホンジュラスから数千人の人々が米国へ向け徒歩で移動しているそうだ。

 「ホンジュラスは人口10万人当たりの殺人事件発生率が43%で、世界で最も暴力がまん延する国の一つ。背景にはギャングと麻薬密輸の横行があり、国連によると国民の68%が貧困の中に暮らす。隣国のグアテマラとエルサルバドルもよく似た状況にある」とネットニュースでは伝えられています。

 米国のトランプ大統領は、この事態にツイッターへの投稿で「米国はホンジュラス大統領に、もし米国を目指す大規模なキャラバンを阻止して帰国させなければ、ホンジュラスには資金も援助もこれ以上は与えないと通告した。本日より実施する!」と警告していますが、人々の移動は止まらず、メキシコまで辿りついた人もたくさんいるようです。

 世界中で自国を逃れ出る人々が増加していて、中東ではヨーロッパ各国へ移民する人たちが多く、トランプさんがメキシコ人移民をあれだけ嫌悪しているのに、アメリカを目指す人がいるのは、余程のことがあるからでしょう。

 アメリカやロシアの代理戦争のような形で内戦が起こり、戦闘を逃れようと移動する人たちなどを考えると、何はともあれ日本は平和だなぁ~と思います。

 ホンジュラスなど中南米の国では、麻薬絡みの殺人や犯罪が多発し、中東ではイスラム教徒の宗派を巡る対立で国を追われる人々がいます。

 明治政府や戦後の連合軍(進駐軍)の施策によって宗教への興味が失せてしまった日本人には、宗教対立なんてほとんど考えられないことです。

 朝鮮半島のように資本主義と共産主義によって分断された民族もあるし、イスラム教徒のようにひとつの国に別宗派の教徒がいて対立の原因になってる国もあり、ユダヤ教徒のイスラエルと隣接するイスラム教徒の国々が対立することもあって、地球上を見渡すと戦闘のない地域なんてごく僅かしかありません。

 ホンジュラスの人たちが身の安全を守るために目指しているアメリカでは、今日もユダヤ教の教会で礼拝していた人々に銃を向ける人がいて犠牲者が出ています。

 トランプさんは、移動してきた人がメキシコの国境を越えようとしたら、彼らに向けて銃を乱射するんでしょうか?

 「中間選挙が終わるまでは、来ないでくれ!アメリカにはこれからも近づくな!」というのが自国第一主義の彼の主張でしょう。

 だからと言って、日本にホンジュラス人が押し寄せてくるのは困るというのが、じいちゃんの本音です。

 遠い海の向こうの話ですから、日本には影響はないと思いますが…。

 人口が減少している日本に、日本人と同じ心情で働いてくれる他国の人々が移民してきてくれて、日本人と同じような優しさを持って働いてくれて、社会保障のための税金を納めてくれれば嬉しいですが、単一民族を旨とする世界でも特殊な人種である日本人に馴染むのは他国で生まれ育った人には大変だと思います。

 暴力が蔓延する国から日本にやってきて、定職につけずに苦労すれば必ず?簡単におカネが手に入る犯罪に手を染めてしまうでしょう。

 割と平和な国に住んでる日本人には、そんな社会は到底受け入れることができません。

 だから「移民反対!」と叫ぶ人が大勢います。

 政府が「介護のための移民政策」を声高に訴えても「外国人に介護されるのはイヤ。何されるか分らんもん。」という日本人も多いんです。

 でも、介護をしてくれる人も人口の減少でどうなる事やら…。

 東南アジアの人たちのにはイイ人がたくさんいますから、彼らの権利をしっかりと認めた法律を作って、生涯日本で安心して働けるようなシステムを早急に構築することが政府の責任じゃ~ないでしょうか。

 外国の優しい人たちを使い捨てにするような現在の法律では、見捨てられた人たちの悪の温床になりかねませんからね。

 
コメント
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