ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

中村哲医師襲撃事件

2019-12-05 10:05:53 | 日記
 一体誰が襲ったのだろうか?

 アフガニスタンで人道支援に取り組んできた中村哲医師が襲撃されて仲間の5人とともに死亡した事件です。

 昨日のお昼ごろ襲撃されたというニュースでスマホがブーブー鳴りました。

 じいちゃんは、彼の活動の様子を何度もTVで見ましたが、医師としての活動だけでなく干ばつ対策にも取り組んでいました。

 井戸を掘ったり、灌漑用水工事をしたり、日照りで作物が育たなくなった地域に水を引き、多くの人々が以前の生活を取り戻すために尽力を尽くしました。

 まったく酷い話です。

 アフガニスタンでは多くの人々が飢えに苦しみ、タリバンやISといった組織、また政府軍組織に従事しなければ生きていけない状態が続き、中村氏は「水と食べ物があれば戦争は起こらない」と、その活動を広げて行きました。

 何もしていないじいちゃんには何も言えませんが、彼と仲間たちを襲った犯人は一体何を考えていたんでしょうか?

 生活が安定すれば戦闘員候補が少なくなると思ったんでしょうか。

 それとも単純に何かを盗もうとしたのか?

 兎に角、こうした事件が起こる状態が世界のいろんな地域にあることが残念です。

 生活に困窮して中東や南米から流れ込んでくる人々を追い払おうと画策している欧州諸国やアメリカなどの先進諸国は、武器を売るより地元で生活できるように支援することが、どれほど安い買い物かを理解していないんですね。

 トランプさんなんてその最たるもので、自国の経済さえ良ければいいと世界の国々を相手に戦っているんですから…。

 取りあえず食べるものが毎日あることが重要で、その先はその国に任せればいい。

 食べるものがないから、国境を越えて隣の国に出て行こうとする人たちのなんと多いことか…。

 平和な戦争のない世界を目指す日本国憲法の理念は、そのあたりにあるんじゃないでしょうか。

 戦争するより困った人たちを助ける活動を行うことをもっと大事に考えた方が、アメリカからミサイル防衛システムや戦闘機を150機も買うよりどんなに安いかを考えて下さい。
コメント
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