非正規公務員にボーナス支給

　４７都道府県が非正規公務員に年末手当を支給するという記事がありました。

　彼らの平均月収は約１５万円ほどで「官制ワーキングプア」と呼ばれています。

　手当が支給されても、待遇は大して変わらないとも…。

　それに裏事情を探ってみると、月々の手当から年末手当支給分を差っ引いて支給するという所もたくさんあるようで、結局総所得に変わりなしという人たちも多いようです。

　「そんなことなら毎月これまで通りで年末手当なんぞいらない」という声が聞こえてくるのは、当たり前でしょう。

　まったく労働者をバカにしてる話ですよね。

　ボーナスを支給するために、月給を減らすなんて？？？

　いつの頃からか予算がないから正規公務員を減らして、足りない分は非正規を雇用して何とか業務を続けているのに、役所内で威張ってる輩がなんだかみんな悪代官のように見えてしまいます。

　大体、国会議員を減らす減らすと言っておきながら減らないし、歳費も変わらない。

　高級官僚の給与だって高額のままだし、天下りも見えないとこで進んでる。

　先日も区役所へいく用があり、区役所内を見渡してみたんですが、本当に職員の数が少なくなりました。

　特に、窓口の人が…。

　じいちゃんの行く区役所は、数年前に東部に大きな支所ができたので余計そうなのかもしれませんが…。

　多分、窓口から見える人たちは、そのほとんどが非正規雇用の人たちなんでしょうね。

　正規の人たちは、奥の方で何をしているのやら？？？

　名古屋の片隅にある区役所の中で、区民が驚くような新しい事業が企画されているとは思えないですしね。

　毎年同じことを同じようにするだけで、キュウキュウという音が聞こえてくるようです。