東京オリンピックの開催まで1カ月もないのに、昨日の東京都の新型コロナ感染者数は700人を越えてステージ4に突入しました。
連日報道される街中の混雑状況では、まあ当たり前のことが起こっているとしか思えません。
特に、街中に繰り出してる20代・30代の若者たちに感染者が多くて、ワクチン接種が進んでいる高齢者の数は以前より減少しているとのことですが…。
街中でインタビューに答える人は一様に「こんなに人が多くては怖い」なんて言ってますが、そんな怖い所に行ってる「あんた」もおかしいだろ。
こんな状況にもかかわらず、IOCやJOC、東京都、日本政府は東京五輪を何としても開催したいと奮闘しています。
職域ワクチン接種は、申請するところが多すぎてワクチンが足りずに急遽休止になり「ワクチンは足りている」と言ってたのは嘘っぱちだということが明らかになりました。
まったく冗談じゃ~ないよね。
どうしても五輪の競技場に観客を入れたい政府は、鉄道会社にコロナ禍で減便していた列車の増発を命令?したりして、新幹線なんか朝5時前に東京に到着する列車もあるそうです。
これは遠隔地に住む観客が当日来て、すぐに帰るための手段と見てよいでしょう。
東京でゆっくりしないで、さっさと帰れということなんでしょうが、田舎もん(失礼)にしてみればこれじゃ~何のために東京くんだりまで出かけるのか分かりません。
感染者が増えてることだし、無観客にすればいいのにウダウダと決められずに、多分直前になって「断腸の思いで、無観客にする」なんて発表して、衆院選に向けた政権の点数稼ぎにするつもりなんでしょうね。
国民は、どこまでも裏切り続ける菅政権に「○」を出すはずありません?。
「衆院選の勝利と政権維持のためには、どんな犠牲を払っても関係ない」というのが彼らの思惑でしょう。
でも、そんな思惑通りに事は進むんでしょうかね。
議席数は減らすでしょうが、あの脆弱な野党ではね(日本国民は不幸だね)。
日本は、どうしてこんなことになってしまったんでしょうか。
「多くの国民が身の回りの小さな世界で上手く生きることだけを考えるような教育を授けてきた」長~い自民党政治の勝利なんでしょうかね。
これはある意味中国共産党より、ひどい話だ!