昨夜、日本の東京五輪選手団の結団式と壮行会が初めてオンラインを使って行われました。
この壮行会で菅総理の挨拶もありました。
NHKの7時のニュースの際に流されましたが、菅総理は選手団に向かって例の「東洋の魔女の活躍には感動した」という話をまた持ち出していました。
じいちゃんは、先日の党首討論で全く同じ話を聞いていたのでアホらしくなってBSで中継していた「ドラゴンズ×ジャイアンツ」にチャンネルを即座に変えました。
菅総理はよほど「東洋の魔女」のお話が好きらしい…。
小学校3年生だったじいちゃんもこの試合を見ていてよく分からんうちに勝ってた女子バレーの喜ぶ姿に家族と一緒にキャーキャー騒いだことを昨日のことのように覚えています。
当時、日本中の家族がこの優勝に感動し、絶賛の声をあげました。
小3のじいちゃんが覚えていることを高校生だった菅さんも覚えていて何度も同じ話しをするなんて(お前は小学生か?)、他には感動したシーンがなかったのか、あの東京五輪で小学生のガキと同じ記憶しか残らなかったのかと不思議に感じてしまいます。
党首討論では、野党の質問をはぐらかす様にこの話題を取り上げましたが、その記憶が新しいうちに「五輪代表選手の壮行会」で話すとは、一国の総理として情けないと思わんのでしょうか。
もしくは、党首討論でこの話を取り上げて国民が感動したと取り巻きの誰かに言われて、またぞろ持ち出したのか、その当たりは分かりませんが、言葉を武器に戦うはずの政治家としては頂けません。
なんとも情けない話です。
関東地方のコロナ感染が治まらない東京五輪では、これまで以上に観客数を少なくするような話も出ているようです。
そう言えば、前五輪組織委員会会長の森さんが久しぶりに登場して「私は以前から無観客するようにお話している」と語りました。
今さら人気取りに現れたのか(無くした存在感を示すため?)…。
橋本聖子五輪組織委員会会長がIOCや日本政府、東京都の間で右往左往しているのを見かねて「やっぱり俺がいなきゃ~」とでも思ったのか?
何を言おうと「もうあんたのことなんて、みんな忘れちゃったよ」というのが、多くの国民の感情ではないでしょうか。