昨夜の東京五輪開会式で、大失態を演じた二人が世界中にその姿を晒してしまいました。
その二人とは、菅内閣総理大臣と小池東京都知事です。
そのシーンは、天皇陛下がご起立されて開会宣言をされている時のこと…。
陛下と並んで座っていた二人がともに椅子に座って聞いていたのです。
途中でヤバいと思ったのか小池さんが、そしてすぐに菅さんが立ち上がりましたが、後の祭り…。
その様子が世界に配信されてしまいました。
確かに、起立の声はなかったのですが、普通「国家元首」扱いの方の挨拶の際に起立しないというのはマナー違反の何物でもなく、さすがのじいちゃんも驚いてしまいました。
これはSNSで袋叩きに合うだろうなと思っていたら、即座にネット上に「非礼だ」という声が飛び交う状態になりました。
陛下の宣言の前のバッハ会長の挨拶が長すぎて、コロナ対策や五輪で激務にある二人が居眠りしてたんじゃないかと同情の声も聞こえますが、それにしても危機管理がなってない二人の姿が現実に目の前で示されると愕然としてしまいます。
菅さんは、政権浮揚のために五輪を使うことしか考えていないし、陛下がコロナ禍での五輪開催にとても危機感を持っておられ、とてもじゃないけど「御祝」なんてできないというお考え(至極まっとうなもの)で、本来「東京大会を祝い」という文言を「東京大会を記念し」と述べられました。
菅さんや小池さんとしては、陛下に開催を「御祝」して欲しいと切に願っていたのでしょうが、常に国民の安寧を祈願する天皇陛下としては、とても口に出せない言葉だったのでしょう。
おまけに、雅子皇后陛下も欠席ということですから、二人とも腸が煮えくり返っていたはず…。
その開会宣言を起立して聞くなんて耐えられない行為だと考えていたんじゃないでしょうか。
しかし、それもヤバいと感じて(なんせ世界同時生中継ですから)慌てて立ち上がったのでしょう。
まあ、こんな二人がやってるコロナ対策ですから、感染が拡大するのも無理ないわね。
なにをやっても上手くいかない菅さんの命運は、これで完全に途切れてしまったのではないでしょうか。