昨夜、東京五輪女子サッカーの予選リーグがはじまり、なでしこジャパンはカナダと1-1で引き分けました。
前半6分にカナダにゴールされてからは、こう着状態が続き、カナダGKの反則でPKを得ましたが、これを止められてヤバいなぁ～と思っていたら、岩淵さんが綺麗なシュートを決めてくれました。
その他ではスウェーデンがアメリカに3-0で勝ち盤狂わせのゲームもありました（といってもスウェーデンは世界ランク5位ですが）。
今夜は、日本代表と南アフリカのゲームが予定されていますが、新型コロナ感染者が出ている南アの6時間前の検査で13人以上の選手が出場できないと流れてしまいます。
まったく、こんな時に五輪なんてやるから心配事が多すぎて困ります。
さて経産省が2030年のエネルギー基本計画の素案を有識者会議に示しました。
菅総理が脱炭素社会の実現を表明していますから、化石燃料を使う火力発電は縮小し、再生可能エネルギーを主力電源とするもので、原発も相変わらず20～22％とその位置を確保しています。
世の中、福島原発事故以来原発の必要性が問われていますが、安倍前総理をはじめ与党の政治家たちは、利権の温床になっている原発を諦めません。
少ないエネルギーで発電量が多く、Ｃｏ2の排出量も少ない原発は、確かにいいエネルギー源かもしれませんが、問題は使用した後の放射性廃棄物の処理をどうするのか、まったく道筋が見えていません。
地中に埋めても放射能の減衰に何百年も掛ります。
その間一体誰が管理するのでしょうか？
国土が狭く、山だらけで、それに加え地震や自然災害も多い日本で、どうしたらこの廃棄物を処理できるのか。
原発の稼働以来、ズゥ～と問題になってきたのに、多くの原発を建設しても使用済み核燃料の処理方法は、ほとんど決まっていません。
原発を稼働したいなら、まずその処理方法を確立してからにして欲しい。
それができないなら、利権を手放して「これまでゴメンナサイ」と国民に謝って欲しいもんです。
