東京五輪のサッカー1次リーグで日本代表と22日に対戦する南アフリカ代表の選手と関係者の三人が新型コロナウイルスに感染し、同チームの21人が濃厚接触者であることが判明しました。
試合ができるかどうかは、まだ決まっていませんが、接触プレーの多いサッカーでゲームが行われたら、どうなるかと心配です。
五輪に出場する選手ら2万人以上が来日していますが、JOCでは感染者はたったの0.1%だから心配ないとしています。
水際対策を徹底していると言っていますが、各地の事前合宿場所で新規コロナ感染者も出ているようで、空港検査をすり抜けてウイルスが入ってきています。
選手を隔離状態にしていても、対応する役所の人たちなどから街中に広まってしまう危険性もあります。
こんな状況なることは分かっていたのに、開催を強行してしまったIOC、JOC、東京都、日本政府などの対応は正しかったのでしょうか。
大会スポンサーのトヨタ自動車は、大会関連のCMを流さない、開会式に社長は出席しない等を決定しました。
まあ、無観客試合がほとんどになって、開会式に笑顔で出席してたら、みんなから顰蹙を買うと考えてのことでしょう。
大会スポンサーの多くが、これに右にならえをしています。
大枚の資金を提供して、何の得にもならない広報活動なんて企業からしたらアホらしくて仕方ないでしょうが、それを逆手に取って、購買者の気持ちに訴える作戦に出たのはトヨタらしい。
政治家たちも少しは、企業努力を見習って、行動してほしいですね。
先日、迎賓館にバッハ会長らを招いて40人ほどの歓迎会が行われましたが、居酒屋などで4人以上で会食するなと言っておきながら、40人もの人が距離を取って飲食もなかったらしいですが、一同に会するなんて…。
そんな不毛な歓迎会なんぞやらなきゃ~いいのにと…。
それと不思議に思うのは、コロナ対策委員会などで一つの部屋にかなりな人数の人たちがそれほど距離もとらずに会合してるのはどうなんでしょう。
TVニュースでその映像が流れるたびに???となります。
菅政権では、濃厚接触を良しとしてるんじゃないかと…。
国民には、非情なまでの規制を掛けて置きながら、自分たちは何をしとるのか。
よく分からん対応に、いつまで我々は耐えねばならないのでしょうかね。