昨夜行われた東京五輪男子サッカーの予選リーグで、日本は南アフリカに1-0で勝利しました。
南アが思いっきり引いて守備をしていたので、攻め込むチャンスは多数あったのですが、中々ゴールが生まれずに日本チームのフォーメーションが乱れてきた後半に、天才久保君のゴールが生まれ逃げ切りました。
南アは、負けないサッカーをしようと必死でしたが、コロナ感染者が出てゲーム2時間前に開催が決定するということで、多少の苦悶もあったのでしょう。
日本は、やってもやらなくても状況は変わらないので、その分余裕があったのかも…。
ただ、やっぱり普段と違うケースで戸惑いがあったのではないでしょうか。
さて、五輪大会組織委員会周辺で、あの前会長の森さんを名誉最高顧問にしようという検討が行われているそうな。
何を今さらという感じですが、大会開催に果たした功績や期間中の海外要人の接遇役を念頭に置いたものらしく、どうしても森さん自身が五輪に係わりたいという執念が委員を動かしているのかもしれません。
「女性蔑視発言」で辞任した人を「名誉最高顧問」だなんて国内外で批難続出するに違いなく、政府内でも強く反対する声が上がっています。
開会式の演出家や音楽制作を担当した人が直前になって過去の発言等で辞任することが続いて、またぞろ森さんの出番とは、ただでさえ恥さらしの大会組織委員会は何を考えているんでしょうか?
本当に、アホな人たちの集まりにしか見えません。
大体、こんな時期にオリンピックをしようなんて考えること自体、キチガイじみた話です。
東京の新規コロナ感染者は、医療従事者が心配してた通り、開幕直前の昨日になって2000人近くに膨れ上がりました。
聞くところによると渡航した海外選手をバブル方式で封じ込めようとしているのに、抜け穴だらけらしいし…。
本当のところ、何をどう考えて五輪開催を決めたのか、バッハ会長や菅総理に真相を聞かせて欲しい。
なにも語らずに「安心・安全」とばかり言ってるのは、日本国民だけでなく、世界中の人に言えない何かがあるからでしょう。
できれば菅総理が、五輪終了直後に「真の理由」を話せば、支持率があがり、衆院選で勝てるやもしれません。
まあ、絶対に話さんだろうけどね。
総理辞職後の回顧録でもいいけど…。
本当のことが聞きたいと思いませんか?