チュニジアに0-3とは…

昨夜のキリンカップ杯国際親善マッチで日本代表は0-3という大差でチュニジアに敗れました。

前半は0-0で折り返しましたが、後半に守備の乱れから得点を重ねられ、何とも無様な負け方でした。

特にCBの吉田選手が4ゲーム連続出場で疲れもあったのか調子が出ずに、少し守備体制が遅かったのが焦りに繋がったのかPKを与えてしまい先制ゴールを奪われました。

それまで、日本はよく攻めていたのですが、ゴールに結びつかず何度TVの前で溜息を洩らしたことか…。

点が取れない日本代表がぶり返してしまったようで、サイドから素晴らしいセンタリングやクロスがゴール前に入っても決められず、もしもの話になりますが、ひとつでも入っていたら展開は変わっていたでしょう。

先取点を上げられた後は、かなり前ががりになって守備が崩れてしまい、特に3点目なんてアマチュアとプロの戦いのようで、シュート練習のように決められてしまいました。

これでは、カタールでの本大会のグループリーグで三連敗するんじゃないかと不安になります。

本大会では、最近の4ゲームと同様の日程で行われるでしょうから、吉田が4ゲームで疲れが出たなんて言ってられません。

吉田に代わる若い選手もいることだから、なぜ森保監督はそれを試してみなかったのか不思議でなりません。

攻撃では、やっぱり大迫がいなかったのが大きいのか？？

左右からの攻撃であれだけゴール前にボールがきても決められないのはオカシイゼ。

チョンと足を出せばゴールするのに、蹴りそこなったり、あと少し頭が届かなかったという場面が多すぎる。

W杯の予選リーグの相手は海千山千のチームばかりだから、巡ってきた少ないチャンスを確実にものにできんと勝つことはできません。

チュニジアは、押され気味になりながらも少ないチャンスを確実に決めて3ゴール。

その差が本大会で出そうな気がします。

まったく日本選手たちは、これまで欧州のクラブで何をしてきたんだろうという感じです。

個々の選手を見れば、チュニジア選手より上手そうな選手ばかりなのに、なぜかチームになるとうまく機能しないのは、監督の采配に問題があるのでは…。

それと交代の時間が日本は早すぎる。

チュニジアなんて、後半の30分過ぎに多くの選手を交代させて、チームのバランスを崩さなかったのに…。

森保監督は、後半の始まりから二人を変え、中盤で二人変えるなど、なるべく多くの選手を出して本大会の選手選考を考えすぎてるキライが見えました。

そんなことより、目の前の相手に勝つことに専念してほしかった。

本大会では、勝つことが大事。
確かに、勝ち点差を考えて引き分けに持ち込むという作戦もあるかもしれませんが、そんなこと考えるよりまずは勝ちに行くこと！

相手がどんなに強くてもゴールするチャンスは一度や二度はあるはずですから、それを確実に決めれば勝ちか引き分けが手に入るやもしれません。

守備が崩れて大量失点で負けるのは、ドラゴンズだけにしてほしいと切に願うじいちゃんです。