グラン、ルヴァン杯優勝

何という苦しいゲームだったことか…。

国立競技場に雨の中6万5千人の大観衆を前に行われたグランパスとアルビレックス新潟のJリーグカップ（ルヴァン杯）優勝戦は、前半に永井君が2ゴールを奪い、楽勝かと思いきや後半に2点を返されてしまいました。

ゲーム終了まで後わずかというとこで、ペナルティエリア内で中山が反則してPKを決められて、延長戦へ…。

じいちゃん、後半に中山が交代出場した時に一抹の不安を感じましたね。

なんせ彼の失態で負けることが続いていたから…。

そして、あの反則です。

「やっぱりね」という感じでした。

しかし、延長前半に彼がゴールして勝ち越したのは、意外中の意外でしたね。

これで勝ったかと思いましたが、後半にまた追いつかれて、結局PK合戦になりました。

グランは全員（5人）が決め、相手は一人失敗！

グランは3年ぶりのタイトルを勝ち取りました。

今年はリーグ戦で苦戦してるから何とか優勝して欲しかった。

それはグラキチさん全員が願っていたことでしょう。

みんなの気持ちが叶って嬉しいですね。

グランがJ1からJ2に陥落した時、年俸の折り合いがつかないとさっさとFC東京へ移籍してしまった永井君がJ1に復帰して戻ってきたときには、「何で帰ってきたんだ」とホントに腹が立ちました。

あんなことで出てった奴が戻ってくるなんてという気持ちは、グラキチさんなら理解できるはず。

彼も相当それに対して悩んでいたようで、昨日の活躍で「恩返しできた」と言ってたようです。

ここ何年かの彼の献身的な全速力が、どれほどグランの勝利に貢献したことか。

流石のじいちゃんも、最近は永井君の活躍に敬意を表していましたね。

そして、今季が最後のランゲラック君にも素晴らしいプレゼントになったことでしょう。

ホントにすごいGKでした。

最近は、年齢的に少し衰えが見えてきて、ボールへの飛びつきが遅くなっていましたが、それでもシュートコースへ素早く体を動かす感覚に磨きがかかり、昨日も何度かゴールを阻止していました。

永井君は35歳、記者の取材に「そろそろ（引退）かな」と答えていたようですが、後1・2年は頑張って欲しい。

彼のようなFWは他にいないし、ランゲラックもいなくなる。

トップとGKの両輪がいなくなると困るもんね。

彼らの後を誰が引き継ぐのか、あまりに存在が大き過ぎて、監督も困ってるでしょうね。

※内容の一部に新聞記事を引用しました。