東京都の都議会選挙で自民党の立候補者が全員当選したそうな・・。
民主党は、共産党にも先を越されるという体たらくです。
公明党も全員当選して、国政を担う与党が揃って、首都を制覇したということになります。
しかし、投票率は40数パーセントということで、本当に自公が完全勝利したかというとそうでもないような気がします。
各党は、この選挙を7月に行われる参議院議員選挙の前哨戦と位置づけて、死闘を繰り広げていたようですが、名古屋に住んでるじいちゃんには、まったくその熱気が伝わってきませんでした。
果たして、都民にはその熱気が伝わっていたんでしょうか?
投票率が低いということは、都の有権者の半分以上が選挙に関心がなかったということで、組織力のある自民や公明、共産党が力を発揮するには良い環境だったのでしょう。
逆にいえば、浮動票でしか勝てない民主や維新の会には、勝てる要素がなんもなかったということです。
アベノミクスで経済がよくなるとか言ってますが、庶民には恩恵がないまま、株価は下がっています。
まあ、東京のことなので名古屋には直接関係がありませんが、この結果が参議院選挙に大きな影響を与えることは間違いありません。
週刊誌では、このところアベノミクスが批判が盛んに行われています。
こういう記事を見てると、民主政権の時は民主の上げ足をとり、自民政権になると自民の上げ足をとるというマスコミの右往左往ぶりしか目につかなくなり、日本のマスコミ(一部のと付け加えておきましょう)の自主性が問われても仕方ないでしょう。
どんな政権にもダメなところといいところがあると思うので、その両方を均等に流してくれないと、民主政権の時のように国民は間違った認識のもとに動いてしまいます。
ネットでも「我が党がこれまでやってきた実績は・・・」とよい方の実績は出てますが、失敗したのは出てませんし、情報自体は溢れていますが、なかなかどれが本当で、なにが嘘なのかは分かりません。
評論家も、それぞれの立場で受ける話をしているので、これも嘘か誠か分かりません。
国民は情報を精査して、自らの判断を・・・と言われますが、そもそも元になる情報が正確かどうかが分からんので、精査の仕様がないというのが本当のところです。
そんな状況の中で、参院選の前哨戦だと勝手に言われた東京の有権者も困ってしまったんではないかと思うじいちゃんです。