変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

アウトドアその1

2008-05-07 22:17:01 | Weblog
わたし、、こう見えても、、あ!ブログだから見えないね、、(笑)

アウトドアが結構すきなの。

ここ2年程遠ざかってたけど、年に2,3回は、キャンプを楽しむ。

アウトドアにも色々タイプがあって、我が家の場合は、遠くに出かけ、昼間は、知らない土地の観光を楽しんで、夜はランタンの明かりの中で夜を楽しむ。

この連休、一泊二日だけど、ちょっと遠くに出かけた。

久しぶりなので、忘れ物が気になったが、何とか荷物を詰め込んで、いざ!出発!

高速に乗る。もう、、やっぱり田舎の高速だけど、それなりに渋滞、、

まずは、長がーい廊下で有名な昔懐かしい校舎を見学。木造の雰囲気が、小学生の頃を思い出させてくれた。それから、古い町並みの一角にちょっと不釣合いな近代的な建物がある。それも覗いてみる。

うーん、、、この建物は問題だ。地元出身の賢人をたたえているのだが、私は、よく知らなかった、、極めつけは、その賢人の中に議員がいたことだった、、ああ、、これでよくわかった、、ガッテン!この人が予算を組んで建てさせたんだと、、ああ、、

だから、日本画で有名な人の絵画を廊下の踊り場に飾ったりして、、いかんよ、いかん、いかん、、

まあ、そんな立った腹?を横にして?

もう一足伸ばしてみる。

かつおの水揚げで名の通った漁港に行く。

着くと、なにか大声が聞こえてくる。せりの声だ。見ると、かつおの入ったトロ箱がずらりと並んで、男達がひとかたまりになって、せり落としている様子だ。その雰囲気は、私達よそ者を寄せ付けない迫力があった。

もう帰ろうかと思っていたが、「市場食堂」という看板が気になり、恐る恐る入ってみる。そこには、厨房におばちゃんが一人で、かつおをさばいていた。
「あのう、かつおのたたきできますか?」と私。
「ああ、私ひとりじゃけん、時間かかるけどかまんかいね?」とおばちゃん。
「え、あ、おねがいします」

そこにある雑誌を読むとはなしに手にとって見ていると、長靴の足音が近づいてきた。おなじみさんのようだ。
「おばちゃん、忙しそうじゃね。また来るけん。」
「ごめんね」
また一人やってきた。
「おばちゃん、今日は疲れた」
「そうかね」

ようやく運ばれてきた。

大き目の茶碗にてんこもりのご飯。大きめの皿に二列並んだかつおのたたき。天ぷらは、これははらみというのだろうかかつおの腹の部分だ。

かつおを一口食べる。とろけそうなその感覚に「美味しい」と声を上げた。
その私の言葉をきいて「そう!今上がったばっかりのじゃけんね」

どうやらかつおの水揚げは、夕方近くに時間になるらしい。
なんと私達は、グ~!な時間に来たのだった。

そんなことを教えてもらってますます美味しさが増してきたのだった。