変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

人材の流出

2008-05-19 11:42:03 | Weblog
20代の若者がどんどん都会に出て行ってしまう。

関西圏の大学でも、就職支援のために東京に拠点を置き始めたという。

若いエネルギーは、都会じゃないと花開かないのだろうか。

若い人向けの歌番組に新人の歌手が出ていた。
その歌手は、つい3年位前までは、「私は、地方のライブでいい」といっていたのだが、スカウトされて都会に出て、花開いている。

洋服を作るのが大好きな若い子は、地方のブティックで働いていたのだが、都会で仕事を見つけ、高い家賃にしんどいながらも頑張っている。

また、ある若い子は、地方で就職を見つけて働いていた。一見華やかに見える業界でも、その間の競争は激しく、人を人とも思わない仕事量を求められ、我慢しきれなくなって、退職し、都会出て行った。

地方にいても都会にいても情報量は、大差はないと思うのだが、受ける刺激は、少ないだろう。そこが大きいのだろうか。

私は、その昔、都会で花(?)の女子大生をしていたことがあるのだが、、女子大のキャンパスライフは、楽しかったし、知的刺激もたくさん受けたのではあるけれど、
その頃の私は、田舎の我が家に帰りたくて帰りたくてしかたなかった。今考えれば、贅沢なのだが、お休みがまとめてできると、飛行機のスカイメイトをつかって、我が家に帰っていた。

都会の街中に遊びで出るために、電車に乗ると、冷や汗がタラーッと出ていた。なんだかわからないけれど、苦しかったことを覚えている。いろんなものを受けすぎていたのかもしれない。それに、自立しきれなかったあの頃の自分でもあったのかもしれない。

刺激を求めて、都会に出て行く今の若者達。刺激が強すぎて、都会から帰った若いときの私。比べるには、少々時代の格差がありすぎる、、かな?