社会保険労務士の大澤朝子です。
郷里の秋田には先祖・両親が眠るお墓しかなく、檀家寺とその周辺
しか「郷里」といえるものがない者にとって、法事とお盆は、
ビジネスホテルと東北新幹線「こまち」しか頼るものもなし……。
秋田市での常宿は、「イーホテル」で、ここはお風呂もあるし、
朝食はたっぷり「秋田こまち」が食べられるし、そして「安い」し
言うことはないのですが、このたびの東北新幹線にお目見えの
「スーパーこまち」は、ただ座るだけで通常料金の片道1,700円増しと
「びゅう」の窓口で言われて、唖然。
そうです。要するにその「スーパーこまち」に乗らず、
通常の「こまち」に乗ればいいわけですが、
あいにく、秋田到着以後に乗る本数少ない在来線に乗るためには、
どうしても「大宮発」午前7時22分の「こまち」に乗りたいという
不文律? があるため、それもできない、したくない。
ところが、そのお目当ての7時22分発が、「スーパーこまち」
になってしまった! とは、想像だにしていませんでした。
旅行か何か楽しい「旅」なら、「スーパーこまち」もいいのでしょうが、
こっちは行事といいますか、毎年のように行かなければならない
義務・責務で乗る客ですから、新しい、豪華な列車は不要。
ただ、こちらの希望する定刻に秋田駅にすべりこんでくれれば
いいだけの客なのです。
それなのに、余計なことをJRがしてしまって……。
もっとも、震災の影響で、観光客が減ったのは秋田も同じらしく、
以前に「震災前の44%」という数字を聞いたことがあります。
秋田に観光客を呼び戻したい人にとっては豪華列車もひとつ牽引
になってくれればと、願うすじもあるでしょう。
仕様がないかとあきらめて、ただの「こまち」で節約し、
本数少ない在来線に、飛び乗ることに徹すれば、
これまでの乗り換え時間たっぷりの、楽しい時間を犠牲にして
現実を受け入れていきましょう。
なんだ、そんなことか。人間の欲なんて飽くなきもので、
あれを満たせば、こちらが満たされず、
小さなことに目くじらでもあるまいに。気軽にいきましょ、
気軽にと、思ったことではありました。
にほんブログ村

郷里の秋田には先祖・両親が眠るお墓しかなく、檀家寺とその周辺
しか「郷里」といえるものがない者にとって、法事とお盆は、
ビジネスホテルと東北新幹線「こまち」しか頼るものもなし……。
秋田市での常宿は、「イーホテル」で、ここはお風呂もあるし、
朝食はたっぷり「秋田こまち」が食べられるし、そして「安い」し
言うことはないのですが、このたびの東北新幹線にお目見えの
「スーパーこまち」は、ただ座るだけで通常料金の片道1,700円増しと
「びゅう」の窓口で言われて、唖然。
そうです。要するにその「スーパーこまち」に乗らず、
通常の「こまち」に乗ればいいわけですが、
あいにく、秋田到着以後に乗る本数少ない在来線に乗るためには、
どうしても「大宮発」午前7時22分の「こまち」に乗りたいという
不文律? があるため、それもできない、したくない。
ところが、そのお目当ての7時22分発が、「スーパーこまち」
になってしまった! とは、想像だにしていませんでした。
旅行か何か楽しい「旅」なら、「スーパーこまち」もいいのでしょうが、
こっちは行事といいますか、毎年のように行かなければならない
義務・責務で乗る客ですから、新しい、豪華な列車は不要。
ただ、こちらの希望する定刻に秋田駅にすべりこんでくれれば
いいだけの客なのです。
それなのに、余計なことをJRがしてしまって……。
もっとも、震災の影響で、観光客が減ったのは秋田も同じらしく、
以前に「震災前の44%」という数字を聞いたことがあります。
秋田に観光客を呼び戻したい人にとっては豪華列車もひとつ牽引
になってくれればと、願うすじもあるでしょう。
仕様がないかとあきらめて、ただの「こまち」で節約し、
本数少ない在来線に、飛び乗ることに徹すれば、
これまでの乗り換え時間たっぷりの、楽しい時間を犠牲にして
現実を受け入れていきましょう。
なんだ、そんなことか。人間の欲なんて飽くなきもので、
あれを満たせば、こちらが満たされず、
小さなことに目くじらでもあるまいに。気軽にいきましょ、
気軽にと、思ったことではありました。

