大澤朝子の社労士事務所便り

山登りと江戸芸能を愛する女性社労士が、
労使トラブル、人事・労務問題の現場を本音で語ります。

◆東北新幹線“スーパーこまち”登場で不便になるなんて・・・

2013年03月21日 23時21分22秒 | 近況
社会保険労務士の大澤朝子です。

郷里の秋田には先祖・両親が眠るお墓しかなく、檀家寺とその周辺
しか「郷里」といえるものがない者にとって、法事とお盆は、
ビジネスホテルと東北新幹線「こまち」しか頼るものもなし……。

秋田市での常宿は、「イーホテル」で、ここはお風呂もあるし、
朝食はたっぷり「秋田こまち」が食べられるし、そして「安い」し
言うことはないのですが、このたびの東北新幹線にお目見えの
「スーパーこまち」は、ただ座るだけで通常料金の片道1,700円増しと
「びゅう」の窓口で言われて、唖然。

そうです。要するにその「スーパーこまち」に乗らず、
通常の「こまち」に乗ればいいわけですが、
あいにく、秋田到着以後に乗る本数少ない在来線に乗るためには、
どうしても「大宮発」午前7時22分の「こまち」に乗りたいという
不文律? があるため、それもできない、したくない。

ところが、そのお目当ての7時22分発が、「スーパーこまち」
になってしまった! とは、想像だにしていませんでした。

旅行か何か楽しい「旅」なら、「スーパーこまち」もいいのでしょうが、
こっちは行事といいますか、毎年のように行かなければならない
義務・責務で乗る客ですから、新しい、豪華な列車は不要。
ただ、こちらの希望する定刻に秋田駅にすべりこんでくれれば
いいだけの客なのです。
それなのに、余計なことをJRがしてしまって……。

もっとも、震災の影響で、観光客が減ったのは秋田も同じらしく、
以前に「震災前の44%」という数字を聞いたことがあります。
秋田に観光客を呼び戻したい人にとっては豪華列車もひとつ牽引
になってくれればと、願うすじもあるでしょう。

仕様がないかとあきらめて、ただの「こまち」で節約し、
本数少ない在来線に、飛び乗ることに徹すれば、
これまでの乗り換え時間たっぷりの、楽しい時間を犠牲にして
現実を受け入れていきましょう。

なんだ、そんなことか。人間の欲なんて飽くなきもので、
あれを満たせば、こちらが満たされず、
小さなことに目くじらでもあるまいに。気軽にいきましょ、
気軽にと、思ったことではありました。


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