日々の事から

日々のあれこれ
by Kirari

子どもの考えること。 2

2013-09-21 22:41:30 | 日記
おじさんは『そう思う?』と嬉しそうだった。
おじさんの笑顔を初めて見た。


両親に、りゅうみちゃんって名前を聞いたこと、おじさんは怖くなくて笑ってくれたことを話した。

両親は、他人からの噂を信じていたから、私が無謀に行動に移したことに驚き、多少いさめられた気もするが、私には、他人の噂は鵜呑みにしないことや、接する相手は対すれば分かる実感、相手を喜ばす言い回しが口をついて出てしまうこと、それらを体得するに充分な経験であった。


幼い子どもを馬鹿にしてはいけない。
子ども達は皆、真摯で人間の一番正直なところを持つ時期である。

知識や知恵は足りないけれど、人間として一番尊厳あるものは、既にしっかり持っている。
私は知っている。


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子どもの考えること。

2013-09-21 21:02:51 | 日記
5歳かーいや、低学年かの頃、うちの近所に頭にパーマかけたおじさんが住んでいた。
何だか庭石でも切り出して運びそうな長い荷台のトラックに乗っていた。

何となく、両親の会話から、子どもながらも性格が怖い人らしいっていう印象を持っていた。
すぐカッとなるんだったかなぁー。 ‥何だったか。
まぁ近寄り難い人だったんだと思う。

そのおじさんは、よく家の近くで車を洗っていた。
近寄り難いが、何か話かけたくて、私は自転車で 近くを行ったりきたりしていた。
何で話かけたかったか。
その お宅に赤ちゃんがいたのだ。
小さい子がいる=気にかけてあげなければならない対象。
何のイメージだろう
私にも弟が生まれたところだったからかなー。


で、ある日とうとう、思い切って話しかけてみたのだ。

子どもなのに、「いつも車を洗ってすごいですね」とか、えらく子どもらしからぬ切り出し方だったと思う。

そして、ついでに、かけた言葉自体は忘れたが「子どもさんがいるって聞いたんですが、何て名前ですか?」と名前を聞き出した。

そしたら『りゅうみ』ちゃんだと言う。
りゅうという言葉は男名の印象だったが、『いい名前ですね』と口から出た
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