日々の事から

日々のあれこれ   by Kirari

18歳の清々しさ。

2015-02-28 23:57:28 | 日記
子どもの高校の卒業式に行って来た。

この高校は公立のフツーのレベルなので、高校生達は適度にいい加減に過ごしたいだろうに、訪れるといつでも見知らぬ保護者にもきちんと挨拶ができて清々しい。

卒業式の間も一同起立がキチッとできるし、静粛だし本当に気持ち良かった。

逆に、参加した保護者の私語があったのが残念なくらい


式の進行に、
国歌斉唱、
卒業の歌、
校歌斉唱、があった。

それがまた清々しかった。
年齢的に、サボりたい心理も働くだろうに、男声中心なのに18歳らしい美しさであった。
決して合唱がさかんな学校ではないのだ。18歳がキチッとキメル清々しさを皆さんはお分かりになるだろうか。
思わず涙しそうに感激する。


ふと頭をよぎるのは、先日の悲惨な殺人。13歳の子どもを殺した容疑者が18歳だという事。

あの18歳は、短い人生の中、年齢に相応の清々しさは体感した事がないだろう。
恐らくドロドロの人生だったろう。

親が自分に関心がなかったとか、周囲に認められた事がないとか、きっと歪んだ成長をしていると思う。


今後、女性が仕事中心の生活をするようになると、清々しい18歳は減っていくと思う。

子どもは黙っていても、キャッチされない心に悩み始める。


ツヅキ..