日々の事から

日々のあれこれ
by Kirari

コロナ対策しんどいけれど...

2021-08-22 14:51:29 | いいのかそれで?
コロナ感染者が増えている。
この時期に再度拡がりを見せているってことは、お盆に親族で集まったりしているからだろうか。(あ、うちはしてない。普通の土日すぎたし雨だったので、墓参り自体忘れてました。)
ある人によると、コロナの終息には4年はかかるだろうという話。この状態ならそう思うね。あと、インフルエンザは子供から大人に感染するパターンが多いのに対し、コロナは大人が子供にうつすパターンが多いと言っている人もいた。
確かに、学生なんて重いからってみんなが土足で歩くところにバッグを置いて、それを学校や家に着いて拭き取りもせず机とかにどーーんと置くんでしょ? 不潔なのに流行ってないもんね。
裏付けるには空気測定でコロナウィルスがどのくらいいるかをやってほしいけど。それをやるとパニックを起こすのだろうか。

あと、まず、飛沫感染だそうだ。じゃあ、手指を消毒するのは? それは無意識にそこらを触った手で自分の口や目といった粘膜に触れるからだろう。
職場でも罹患者が出た。
でも、たまたま発症が休暇中だったので、同僚で週末に一緒にいた人だけが濃厚接触者になった。
職場内は掃除業者の方が電話や来客カウンターをこまめに消毒をしてくださっているが、潜伏期間って人それぞれじゃない?と思わないのが不思議である。
まあ、今のところ自分は発症していないから良しとするけど、気持ち的に不安と疑問が残る。

早めに終息させたいのに、出歩く人たちが後を絶たないので蔓延してしまう。
流行って総理大臣を責めるより、出歩く人たちを責めればいいのに。絶対居ると思うよ?『今なら空いてる』って言う人が。
元々、私が中学の頃くらいは、夜遅くまで営業するのは普通じゃなかったけど、夜遊びが普通の世代が増えたから、ここ20年くらいで流行って営業をしてきた にわか飲食店が困窮する...。そもそも、やってなかった店が増えたのに困ったと言っている人が増えている...。どうしたものかねえ。
出歩く人たちが寄付とかして助けてあげればいいんじゃないの? そうすればウィンウィンでしょう。

私は体調により呼吸が浅くなっていて、舌痛症みたいな症状が出ているの家族の中くらいは密でもないし、いつも居る場所には冷房ないから換気もバッチリでマスクをしないが、車の中で家族とおぼしき人たちがキチンとマスクをしているのを見ると非常に感心する。そういう模範的な人たちもいるのだ。
出歩く人たちは、そういう人に罵倒されてもいいくらいだと自覚してほしいよね。
キチンとマスクをしてる人たちが出歩いてたら話にならないけどね。

お盆前くらいからスーツケースを引きずる人を何人も地下鉄で見かける。
正直邪魔なのと通路を引きずるガタガタいう音が耳障りなので元々嫌悪感を持つが、この時期に旅行なのかねえ... よくも平気だよねって思う。
コロナ防止の行動で例えば5年耐えるのはつらい?
そういうものだって思えばいいのに。
なまじっか、楽で楽しい時代を過ごしちゃってる人たちには我慢は無理かなあ。
医療機関の人たちが病床がないことを責められているのはおかしいと思うよ?
ベッドがあったって、対応できるスタッフがいないでしょうに。
あんなに毎日恐怖と戦って見も知らぬ人を救おうとしてくれる気持ちが、私のようなポリシーのない人間には驚異的だもの。

子供たちが歪んだ成長をしないように行動するのが大人の役割だと思う。子供が居る家庭だけの問題じゃなく。
我慢ではない、日常を改めようよ。つくづく そう思う。

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読書記録📖

2021-08-22 13:51:41 | 
『月の裏側』 恩田陸 著 2021.8.22 読了

大変分厚い本だった。ストーリー的には、異世界を想像したりしない人には読めないかもしれない。
逆に読んでしまったが、時系列を気にするなら、先に感想を挙げた『不連続の世界』の前に読んだ方が良かったかも。
多聞くんが登場するストーリーだからである。
ただ、『不連続の世界』の現実に体験しそうな内容に比べ、この『月の裏側』は、あり得ない世界である。恩田陸のSF思考世界とも言えるような...
人智を超えるものはあるかもしれないと私は思う。...けど、日常生活では意識していられないようなことでもある。そういう能力を発揮するなら、非日常の意識を持つ時間が必要になる。
水棲の異生物に人間が創り変えられるのだ。戻ってきた人は以前と同じ人だが、根本的なところで異生物に委ねられている。
とある水郷地域の恩師に呼ばれ、多聞は行動を共にし調査を進めたが、とうとうある晩に最後まで人として残っていた恩師とその娘は水棲の異生物に拐われる。
その水郷地域でメディアが使えなくなったため、国内全域がその水棲の異生物に呑み込まれていっていると思い込んだからである。
一人免れた多聞はどんな気持ちだったろう。そこが悔恨のようには書かれていないので、読者的には物足りない。いつも風変わりな人物だったから受け入れも容易ということだろうか。
恩師の娘はわざわざ京都から来たのだ。きっと国内全部波及しているからと思い込んだ形で再生されたのに、街が息を吹き返し始めてからメディアの大騒ぎによって周辺地域では起こっていないことが判明し、さぞ落胆したことと思った。
その書き方は、これもまた彼女の思考に沿っているため独白的でなく混乱状態となっているので辛いものには感じられないのが物足りないかな。
京都に帰ったら自分だけ異物になるのだ。ショックは大きいと思うのに。
書き手の感覚なので読者との意識の乖離はある。恩田さんらしいストーリー展開となっている。
恩師の飼い猫の役割はなんだったのだろうか。



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