明治用水取水の漏水対応が難航している。 とうとう愛知県知事が金も人も出しても良いなどと言い出してしまうくらい対応が遅い気がする。
取水口の施設のうち、底に引いた鉄板の亀裂が割けて水圧が穴を拡げたのではないかという憶測があるようだけど、伏流水の道はなかったのだろうか?
画像を見て、自分もあの近くの公園の桜を見に行ったことがあるのを思い出した。なんの工事か知らないが、長いこと脇で工事をしていたことがあって通りにくかったので行かなくなってしまった。
心配なのは農水が必要になっていく時期だということ。水利権があるのに水が使えないなんて歯がゆくて仕方ないだろう。
近隣の市が次々と水道水を提供し始めた。国がちっとも動く気配がないため共助が動き出したのだろう。 出番でないのに、大変感心な話だと感じる。水で争いが起こった時代もあっただろう。現代で水が使えないなんて考えもしない。
豊田市は意外に田んぼが多い。その南の安城や知立、豊明、刈谷...どこも農業が盛んな地域である。共済などで保証はされても、消費者である私たちは商品が少なくなって、今の玉ねぎの高値のように負担を強いられるのだ。
当初は自動車が優先された 。地元豊田の一大産業だから?...そう、言いたくなる。車は贅沢品だけど、農業はシビアに消費者が困る。農水省の方の説明はわかりづらく(今後の方針が具体的に出てこないため。現場の仕事を知らんのかな?と、感じた。)心配ばかりが先に来る。
そんな中、一昨日の豪雨は凄かった。台風並みだったし、東海豪雨の夜のどしゃ降りを思い出し、ゾッとしてきてしまった。
あの日もバケツを何杯もぶっかけられるような気になったものだ。
明治用水を使う人々には、恵みの雨になっているといいな。
黙って我慢しているということは、何かしら力関係があるんだろうけどね。