NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

02008年010月016日(木)落雁

2008-10-16 | 休み
金沢土産を貰いました。大野屋のConteという落雁です。甘いもの好きには落雁はたまりません。しかも和三盆を大量に使ってあるらしく口に入れてすぐメンソールのような爽快感でひんやりと溶けていってしまいました。これはお茶じゃなくて濃い目のお薄で頂くと最高やもしれません。落雁好き、和三盆好き、お薄好きには溜まりません。

味が良いのはさてよりこのデザインが興味深いです。黒の箱にベージュのフタ。そこに「Conte」と印字された帯がさらり。そして中身がこれです。画材のコンテのような和菓子っていうコンセプトがとっても面白い。寡聞なんで知らないだけかとは思いますが、菓子自体のコンセプトと包装を同期させる初めて見ました、食べました。面白いです。


さすが文化都市、金沢といった趣です。協力に金沢芸術工芸大学と、そこの修士の女の子の名前がデザインとしてクレジットされてました。すごいな金沢芸術工芸大学。ただ惜しむらくは和三盆が多いせいなのか、この落雁が非常にもろい。触っただけで零れ落ちそうなほどで貰ってあけた時にはパステルカラーな落雁たちがこすれあって粉が出ていたようで折角のコンテがくすんでいたこと。でもあの口溶けには譲れないか。

02008年010月014日(火)柿

2008-10-14 | 休み
『サザエさん』に頻繁に出てくるモチーフに「柿泥棒」があります。メインキャラクターのかつおらが秋口になると、頻繁に柿を採ったり、もらったりしています。ただ今の時代、万引きや引ったくりをする少年少女が居ても、柿泥棒をする少年少女というのは聞いたことがありません。要は柿は採るに値するものではないということのようです。

柿の価値の低下は少年少女に限られないようです。桃やさくらんぼの盗難なども収穫の時期が近づくと毎年のようにニュースで目にしますが、秋口の今頃に柿泥棒が出たと言うのを聴いた覚えがありません。僕自身も貰えば食べないことはないですが、自分から進んで果物屋さんなどで柿を買おうとは思いません。柿を買うなら、20世紀梨を買います。


柿は他の果物と比べてより粗野な匂いがあるようです。他の果物は一様にみずみずしくさわやかな匂いをさせているものですが、対して柿といえば粗野で野生の重い青臭い匂いがします。決して嫌いではないですが、生の柿は進んで食べようと思えず、どうせなら柿羊羹とかの方が良いです。

02008年010月009日(木)便利

2008-10-09 | 休み
少し前、「金のつぶ」という納豆の新シリーズ「あらっ便利」というやつを買ってみました。今までは納豆とたれを仕切るために、セロファンが納豆とたれの間に割って入っていたのですが、いかんせん納豆にセロファンが付着するためセロファンをとると納豆の糸を引いてしまいました。切り取ったパックの蓋に貼り付けておいたり、そもそもパックから出してしまったりと、個人差こそあるものの比較的迷惑なやつだったことは確かでした。

そこでミツカンの偉い人はその比較的迷惑な存在であるところのセロファンを無くしてしまおうと考えたようです。ただセロファンを無くすとたれやからしの包装が直接納豆に付着してしまってセロファンの迷惑さとは比べ物にならないくらい不快な気分で納豆を食べなければならないことになってしまいます。だので偉い人はたれやからしを「納豆の上に置かない」ということを決断しました。納豆に直接触れなければべたべたしやしません。


その結果がジュレ状のたれです。正直びっくりしました。パック自体に仕切りを設けてそこにジュレ状のたれを入れればセロファンを入れる必要もなくなる訳です。何とも偉い人は頭が良い。美味いかどうかは分からないけれど、食べてみたいなということで買いに行きました。そしてすぐに開けて食べてみました。セロファンが無いことは確かに面倒臭くありませんでした。しかしパック内に2つの空間を作ったせいで新たに不具合が生まれてしまいました。混ぜにくいんです。通常はパック内の四角いジャングルは納豆の独壇場なのですが、「あらっ便利」にはリングの中にたれの控え室があるため、納豆が縦横無尽に動き回れません。きっつきつです。


セロファンは確かに比較的邪魔な存在ではありますが、そこは一旦目をつぶって四角いジャングルな納豆の方を購入してゆきたいと思います。

02008年010月005日(日)シャバ代力

2008-10-05 | 休み
大人になったなぁとしみじみ思うことの一つにお金を払って喫茶店や飲食店に入るようになったことがあります。高校時代、予備校時代、大学1,2年の頃といえば、如何にお金を懸けずに飲み食いするかだったので、当然に友達と話をしたりする時も缶ジュース片手に構内のどこかとか歩きながらとかで時間をすごしてた気がします。

石原壮一郎さん風に言えば、「大人のシャバ代力」と言いますか、やっぱり東京なんかだと何事にも座ってナンボということのように今は思えてきます。大学3、4年になれば、色々待たなきゃ時間を待たなきゃならないことが増えてくるようです。それが大人になれば相対的に増えて行くことがシャバ代を払うようになる動因のようです。

いい大人になったからには待ち合わせ相手と公園で落ち合って、ジュース片手に小一時間…というわけには行きません。ましてやジュース片手に歩きながらとかはある意味「大人辞めますか?」なこともありえそうです。コンビニの前でうんこ座りでたむろしたりするのは言語道断ですが、ちょっとした場所を確保する能力、「シャバ代拒否力」でもあればとも思います。

02008年010月004日(土)だんだん!だんだん!

2008-10-04 | 休み
……松江ストリートミュージシャンのカリスマ、チャコ…誕生日の朝に誕生日プレゼントをもらって、主人公が家族に「みんなだんだん!だんだん!」と「だんだん」を「ありがとう」として使ってる…爆笑ですよ。若い子は絶対そういう状況で「だんだん」なんていわないぞ。しかも主人公が所属する音楽グループの名前がシジミ汁…かっこ悪いを通り越してる…そんで延焼する楽曲は何故か全楽曲ユーミンのカバー。オープニングは大社出身だから竹内まりあさん、島根出身のミュージシャンは竹内まりあさんとギターウルフと錦織健(この人も本当の読みは「にしこり」)、最近で裸足のピアノガールこと星村麻衣さんとか居るけど、やっぱ竹内さん以外地味、ならユーミンじゃなくて竹内まりあにすれば良いのに。松江から大社に向かうのってJRじゃ面倒くさいからなんだろうけれど、一畑は松江温泉まで出ないといけないので面倒くささはどっこいじゃん。よっぽど大社駅を写したかったんだろうなぁ…それにしてもあのわざとらしい島根の方言は何なんだろうか。あんな風な方言をしゃべる人を見たことが無い。なんか変。おばあさん以外。安来のおじとか出ないんだろうか…


ドラマはあくびが出るほどつまらないのですが、もと偽島根県民だった身としては突っ込むことで面白さが出てきます。家族とあーだこーだ見るのが吉。島根県民もしくは島根県民みたいな人限定で楽しめるドラマだと思います。つまり主人公たちが東京に行ってしまえば、突っ込みどころが無くなるので…