学校の授業のアレで調べ物。以下調べ物
スワンベーカリー&カフェ:ヤマト福祉財団とヤマト運輸が母体となって知的障害者の自立を支援するために運営しているパン屋さん(一部カフェ併設)。広島を中心にしているタカキベーカリーが独自の冷凍パン種で協力。1998年の銀座一号店に始まり、現在は直営店3店、チェーン店15店。(チェーン店はどうも障害者施設自身が運営しているようだ。)
また県立大学駅前店は京浜急行県立大学駅改札隣に店を構えているが、この店舗については京浜急行の子会社が資本参加しているらしい。
以下感想。
昨日の『ガイアの夜明け』でのロハスな取り組みに通じるところがあるのだけれども、やっぱりどちらもこれまでは単にお金をもらってどうにかという具合だった。フェアトレードなんかもそう。何か可哀想だから、買うっていう感じが多かったように思う。だから今までの授産施設のなんかでは障害者の自立が困難だった用に思う。やはり慈愛は物欲には適わない。
もちろん障害者には出来ることは限られる。でも多くのことは出来る。現在出来ないにしても、それは社会が拒んでいるだけに過ぎない。それをスワンベーカリーは証明しているように思う。食べたことは無いんだけれども、たぶんそこらのパン屋よりは美味しいのだろう。だから月収10万円以上が可能なんだろう。
以下批判的に。
スワンベーカリーの設立意図は大変凄いと思うし、現在の活況は関係者の奔走の賜物だろうと思うし、敬意を抱かずにはいられないが、3年前の日経夕刊NPO特集でスワンベーカリーが取り上げられていたが、そこで言われていた各層は外国の大使館関係者、公務員、外資系企業社員などが中心という。これが何を意味しているかといえば、インテリ層であり、障害者の社会進出に前向きな人たちであるということ。つまり一般人ではないということ。
また店舗の分布状況を見てみると、本社が東京なので関東に集中しているのは仕方が無いとしても、東日本と西日本と比較すると4分の1ほど。これは単に本社が東京であるということばかりではない。と思う。西日本的な障害者に対する閉じた感じは関係ないとはいえないのではないか。
参考URL:http://otonajiheisho.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/2006_3a23.html
:http://www.swanbakery.jp/