NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

日曜洋画劇場版『インセプション』

2012-06-11 | 授業
『インセプション』(日曜洋画劇場)
日本語吹き替えを新たに収録したということでも話題になっていましたが、本編を観ると新録以上にメタ的で複雑な設定である本作を解説するためにインターバルでは他の映画同様に前半のあらすじを紹介しつつ「インセプション」という言葉が何を意味するか、「キック」とは何かなど本編の用語を丁寧に解説。また夢の設定までこと細かく解説。それだけにとどまらず、夢の中に入ると、その夢が第何階層に位置しているかを表示!これは破壊的に分かりやすい処置です。

リトルランボーズ

吹き替えに関しては、全体的には満足でしたが、ジョゼフ・ゴードン・レビット演じるアーサーを演じた松田洋二さんの声が合っておらず、ひとりだけ浮いているように感じられたのが残念でした。ああいう声優、声優していない声の人は声優に囲まれると途端に異物っぽく感じられてしまうと思います。

ともあれ、再来週に迫った『ダークナイト』が更に楽しみになりました。希望を言えば、『ダークナイト』でカットするならやっぱり評判の悪い中国のシーンじゃないのか?と思いますが、予告編を観るとしっかりある…というか、シネマエクスプレス枠で『メメント』やらないのかなぁ。どちらにしろmust recです。

地上波版ジョーカーはほうちゅう!

2012-06-07 | 授業

「「生きていて良かった!」ベテラン声優・大塚芳忠が念願のジョーカー役に!」(Webザ・テレビジョン)
テレビ朝日系で毎週日曜の夜に放送中の日曜洋画劇場で、6月10日(日)に「インセプション」、24日(日)に「ダークナイト」と、2回連続(17日は休止)で地上波初登場の作品を放送することが決定した。特に「ダークナイト」では、撮影終了直後に28歳という若さで亡くなったヒース・レジャー演じる“ジョーカー”が最凶の悪役として登場するが、その声をかねてより「ぜひ演じたい」と熱望していたベテラン声優・大塚芳忠(おおつか ほうちゅう)が吹き替えを担当することになった。大塚は「『夢のよう』の一言に尽きます。ほとんど奇跡だと思いました。本当に生きていて良かったです!(笑)」と感極まる表情で喜びを明かした。(上記記事より一部引用)

『インセプション』に続き、「日曜洋画劇場」で『ダークナイト』の新録音版が放送されるようで、なんとジョーカー役をほうちゅうこと大塚芳忠さんが勤めることになったとか。しかもほうちゅうさん直々にジョーカー役を熱望した後の今回のキャスティングと言うことで、鳥肌ひとしおです。現在販売されているセル版の日本語吹き替えは藤原啓二さんが勤めているのですが、個人的にはジョーカーの狂気に迫りきれて居ないというか、いつもの藤原啓二の悪役から脱することが無く残念なものでした。なので、まさかの大ベテランのほうちゅうさんが熱望してまで、しかも上記記事ではジョーカーを「まるで神のよう」と表現するように理解も深いご様子。

24日の『ダークナイト』を期待せずには居られません。どんなジョーカーを見せてくれるのか。狂気に迫れるのか。本当に楽しみです!