NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

PANTS!

2009-05-29 | 休み
ピーピング

やっぱり大杉君が苦手です。嫉妬にさいなまれている感じが特に。wikiを眺めてみたら森美咲とは高校時代からの同級生という設定って…しかもそのために大学もサークルも選んだみたいなので、一途を通り越してます。

滝沢が購入したモールについての平澤、おネェ、春日の『ゾンビ』を下敷きにした会話劇が非常にドラマ的で面白かったです。エデンとも言いえるモールにゾンビから逃れ逃げ込む主体が「エデン」のメンバーなのか、それとも彼ら(=ニート)こそがゾンビなのかもしれないという平澤の自問とも付くような問いかけが滝沢の攻撃的で画期的なニート活用法とは真反対なのが何とも。そうするとエデンに逃げ込みたいのは…ぼくは滝沢の考えの方が好きです。

ヱヴァ、エヴァ、ヱヴァ

2009-05-27 | 休み
ヱヴァンゲリヲン:序
「現時点で、Blu-ray DiscやHD DVDなど、次世代ディスクでの販売は予定していない」
が大人の建前だと分かっていても、DVD版をキレイに観るためにPS3本体と地デジを買ったのに、開けてビックリデジタルソースを「劇場のフィルムの質感云々」とテレシネに作り変えてあってどう観ても別物に。それがやっとこさ。デジタルソースで作ってるんだから、そのままで良いのに。やったぜ、BD!

-映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』地上波テレビ初放映決定!なんと再調整バージョン!(シネマトゥデイ)
同作は、大人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を完全刷新し、全4部作で描く映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの第1部で、第2部となる映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の6月27日公開に併せて放送が決定したもの。同シリーズの劇場版が地上波ゴールデンタイムで放送されるのは新旧劇場版を通じて初めて。放送されるのは再調整が施されたバージョンで、公式の呼称は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 TV版」とされている。

 まさかの地上波放送。しかもゴールデンタイムで、日本テレビ!テレビ東京のネットが無かった島根では日本テレビ系で夏休みの昼間に放送されてたのを思い出しました。今回の製作委員会にテレビ東京が名を連ねてなかったり、日テレのポシュレで限定DVDを出したりしていたものね。ただBDの発売日にアナウンスだなんて、やっぱり鬼畜。ただ地上波で放送されようが何されようが、BDを買うけどさ。DRで録画、録画。

-葛城ミサト、PS3でニュースキャスターに就任!? 6月6日よりスタート(電撃オンライン)
 記事復活してる。どうにも一般ニュースをミサトさんが合成音声?で読み上げる『トロステーション』見たいなもののようで。ミサトさんのモデリングが何か変だけれど、30日で800円。これがどうやらセリウスのお仕事のよう。cellの恩恵で今までに無い滑らかな合成音声だったら欲しいかも。そして芝村先生の『ヱヴァンゲリヲン:序』は見事に爆死しているみたいので、PSP版とPS2版両方買おうと思ったけどPS2版キャンセルに。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』から2年で、そのDVD版の発売から多分1年。

コンプリイト…

2009-05-23 | 休み
ワンダースワン版とらドラ!ポータブル

『ガンダム』とか『エヴァ』とかならともかく多くの作品は普通は何十年も生き残るわけが無いわけで、ゲーム化される場合その当時にどんなゲーム機があったかって重要だなぁ、と。10年前に携帯ゲーム化されてたら、きっとワンダースワンでリリースされてこんな感じだったんだろうなと。

10年前の携帯ゲーム機といえば4階調モノクロ(!)とかが標準的で、カラーにしても同時表示色数は54とか良くて241色とか言ってたのに今やPSPなら1677万色でほぼフルカラー。しかも動画も普通に再生できて音声もゲーム中に普通に再生できてADVならフルボイスが当たり前。

技術の進歩と巡り会わせって凄いなぁ、というのが正直な感想です。このゲームに限っては技術云々よりも作った人たちの良いモノを作ってやろう!という情熱かも知れません。とにかくゴージャスで、ほとんどぐうの音も出ない完成度です。



オプション バイトヘルのオプション※例
何より目に付くのがシステムまわりの丁寧さ。ゲーム中の選択肢にしても誤決定を防ぐためか、そのままでは選択肢の上にカーソルが選択されず、下ボタンを押すことで初めて選択肢にカーソルを選択できます。これで機械的に○ボタンを押したとしても意図しない選択肢を選択せずに済みます。まぁもともとがバックログの機能がこれでもかという風に充実しているので間違って押してしまってもジャンプ機能で直前まですぐに戻れますが、ストレスを感じさせない工夫が良いです。

このシステム周りが極限まで親切極まってるのは、ユーザーフレンドリーはもちろんのこと本題のADV自体の難易度の高さにあったのかなとクリアしてみて思えます。バックログは結構搭載されてますが、そこまでジャンプできるのってあんまり観たことがないですし。あんな複雑で入り組んだADVで、ちょっとしたことが分岐に影響するのでそれに気がついたその都度やり直すことができなかったらそれこそ難易度とプレイ時間が倍増しますし。そもそも何週もやる気はなくなります。

PSPのデータセーブ・ロード画面って多分本体のシステムに依存しているっぽい設計だのでどのゲームもセーブやロードに関しては本体設定と同じようなインターフェースが出てくるのが常なのですが、今作は上手いこと弄ってると言うかシステムに依存はしているけれども、そういう風にはなるべく見えないようになってます。それよりも達成率などはともかくとして、現在かかっているBGMのタイトルまで表示されるのがまた凄い。

本当につくりが丁寧。世間一般に存在する分岐のあるADVは分岐したAとBでそれぞれその後に共通したルートに行き着いたとしても、往々にしてAやBの部分には具体的に触れずにそのルートは展開されるけれど、これは見事にAやBの差分が収録されてあってAやBも後のルートに反映されてるのが地味に凄い。Aに先に会ってる場合とBに先に会ってる場合それぞれに差分が用意されていて、どのルートを通っても違和感が無いように作られてるのが本当に凄いです。

AIマップ
またAIマップと呼ばれる分岐図をいつでも確認することができ、今どのルートをたどっているのかが大まかに分かりどのルートをたどっているかが垣間見ることができます。ただしAIマップではどの選択がどういう風に影響を及ぼしているのかと言うことは隠されているので関連性が非常に見えにくく、またマップは俯瞰では表示されないためにルートの全体は把握しにくくなってます。あくまでも大まかにしか分かりません。そこがまたこそばゆくて良いです。

BGMはデフォルトだとうるさいかも。特に会話と会話が途切れたところで音声レベルが変わるのでその差が余計に耳障りな印象です。でもオプションでBGMの設定をデフォルトの60から10にするとちょうど音声再生中のBGMに近い音量になるので個人的にはこれがベストでちょうど良い。またBGM自体はやっぱりアニメ版のサウンドトラックではないんだけれど、実に『とらドラ!』っぽいです。と思って調べてみたら、橋本由香利さんが作曲ということで納得。なんと贅沢な。EDの「コンプリイト」、「プリーズ、プリーズ」もハイクオリティ。

インコちゃんのモーションポートレート
実質的前作である『涼宮ハルヒの約束』と同様にモーションポートレートを採用しつつも、前作であった大量のロード時間はインストールのおかげかほんの一瞬で終わります。本当にストレスフリーなゲームです。またゲーム本編でもアドベンチャー、特にこういう種類のアドベンチャーゲームにはある種欠かせない主観・客観による状況描写が無く、全編登場人物たちの会話だけで繰り広げられ、某レビューにあったアニメを観てるみたいというのはまさにその通りだと思います。

また○ボタン長押しでオートプレイモードになるので、テレビ接続してオートモードにしておくと本当にアニメでも観ているよう。テキストも消せるし。凄いのは適すと消したままでもオートモードが可能と言うところ、多くのADVの場合、一枚絵を見るためなどにテキストを消せるけれどその際にはオートモードはオフにされてしまいます。

けれどアニメ版そのままかといえば、やっぱりそうではなくどちらかというと原作、もしくはドラマCDの雰囲気の方が近いと思います。開発自体が原作へのアプローチから発生し、アニメ版とは並行して作られているっぽいのでそういった点では反映されること自体ありえず、キャラクターデザインが田中将賀さんであったりアニメ版の声優さんがそのまま声を当てているのでアニメっぽいけれど、全体的な雰囲気はドラマCDというかライトノベルな感じが強いです。

ゲーム自体をプレイしてみて、「あれっ?大河ってこんなに嫌な感じだったけ?」というのが第一印象で、放送当時の一部の人たちの大河の加害性に対する拒否反応を思い出しました。あと「干されモデル」などなど原作のネタ(であろうと思われる)が多くて新鮮でした。会長の妹が何故エロいと言われるのかなどなども分かりました。原作読んでない人には新鮮で、原作読んでる人はたまらないだろうなぁ。また原作ネタでは特にスーパーかのう屋が元生徒会長の実家であったことがようやく分かって、学園祭の福男レースの商品、スーパーかのう屋の商品券がつながってシナプス回路が刺激されました。脈略無いなぁ、と思っていたらあったと。


インコちゃん
アドベンチャーゲームでの面白さってほぼほぼテキストに関わってくるので、面白いかと問われるとファンなら、オタク的ユーモアが許容できるなら面白いかも知れないとしか言えない感じ。面白くは無いけれど、つまらなくも無い。アニメ版を想定していると本質的な部分で原作よりなので肩透かしになるやも知れません。でもフルボイスの力技のおかげで、アニメ版が好きな人だったら面白いと感じられると思います。

またADVとしては珍しく退屈な状況描写といった地の文章が一切無く、全てが会話で進められてゆくのはラノベユーザを意識したのか、はたまたアニメを強く意識した結果なのか分かりません。状況描写などの多くの部分は竜児の一人突っ込みなモノローグによってなされますし。これこそ本当の”フルボイス”だなぁと少なくとも今までプレイしたADVで地の文章が一切無いADVは初めてで退屈さの回避に繋がってると思います。地の文が本当に苦手で田中ロミオさんのモノくらいしか読み進められないぼくみたいな人間には最適です。

周辺のシナリオはともかくとしても、このゲームの本筋と思しきシナリオはなんと言うことか原作に負けない出来で、少なくともアニメ版の一部は完全にifにしてしまってる。大落ちの部分に関しては蛇足かなぁと思わなくも無いけれど、原作の複線を律儀に全て回収したらきっとこうなるんだろうと言う絵を真摯に描いているのが非常に印象的です。本当にこれ原作未完のときに書いたのだろうかという凄いキャラゲー。アニメ版が駄目な人ほどこっちの方が好きかもしれません。後半の超テンションよりこの展開のほうが解し易いです。

主人公を記憶喪失にするっていう設定はキャラゲーや劇場作品などではよくあるパターンで、大抵は物語や関係性を一旦フラットにして全く新しいオリジナルストーリーを挿入するための手段としてのみ機能させます。本作もフラットにしてオリジナルストーリーを展開させるまでは同じですが、展開されるシナリオはアニメのゲーム化などのオリジナルストーリーにありがちな退屈なものではなく、少なくとも本筋の物語はアニメ版に負けない怒涛の展開を見せてくれるものがあります。

OPが「プレパレート」ということからも分かるようにアニメ版と言っても前半のカラーが強いです。開発していた時期的なものもあるのでしょうが、全体的に前半の雰囲気が色濃く、後半以降があまりあわなかった人なんかはこっちの方がしっくり来るかもしれません。メインのメンバーとのイベントについては、個人的にアニメ版よりも説得力がある流れだと思いました。ゲーム版のifモノでしかないとは侮れない感じです。原作終了を待たずに製作に入ったのに究極的には同じ終着点に止まるっていうのはやっぱり奇跡と言うか、キャラが物語を規定するっていう説はありえるものかも、と再認識しました。



メモ※久しぶりにゲームをするのにメモを…
ADV久しぶりだからなめていたけれど、ゲームとして確かな歯ごたえがあるのが凄いなぁと。相手に媚びた選択肢をしているだけではグッドエンディングにはたどり着けないし、そもそも必要な選択肢を選択するにもキーとなるアイテムが必要となる場面がたくさんあって能動的にプレイしないとコンプリイトは難しい。AIマップが表示できるけれど、それにしても完全にルートが俯瞰されるわけで無し。アニメを観ているみたいだけれど、それだけではなく単純にゲームとしても面白かったです。

最高級のファンソフトだなぁと思います。原作付きアドベンチャーのある種の理想系。ただ純粋にアドベンチャーゲームとしてみると、例えばライトノベル系やオタク系特有の掛け合いに耐性がないと正直厳しいと思います。それがあれば多分魅力的なモノだと思います。ぼくにはちょっと厳しい部分が。ただシリアス部分、原作の本筋の物語と絡む部分はやはり魅力的です。作りとしては主人公竜児を記憶喪失にすることでプレイヤーを同じスタートラインに立たせることができ、作劇しやすくするという原作付きゲームの古典ながらも確実な設定だと思います。システムと言い、本当に底堅い。



そしてコンプリイトが遠いです。

Q太郎

2009-05-22 | 休み
スーパーイリュージョンまさかまさかのスーパーイリュージョン。一瞬、ファンタジーに宗旨替えしたのかゲンナリと思ったけれど、クラークの第3法則な感じで一安心です。ジョニー狩りの実態は綺麗なお姉さんにホテルに誘われた時にイレクトできなかった童貞のジョニーが狩られているのでも、そしておそらく被害者が2万人でもなくて、実際はその真逆のジョニーが狩られていたというのコトで黒羽にも一応の正義があるような。あと黒羽と滝沢の愛のあるジョニーの交流は映画までお預けなのかもしれません。

黒羽の言葉を信じるなら、やっぱり「迂闊な月曜日」は滝沢が引き起こしたもののよう。結局「ニート大量失踪事件」も10発のミサイルによる「迂闊な月曜日」も滝沢の仕業で確定っぽい。ただし死傷者を出した11発目のミサイルは滝沢ではないよう。

大杉のネクタイただ大杉はどこに行ったのか。少なくとも先週までのは大杉だっただろうと思って第5話くらいから見直してみると、大杉とマスクを被せられジョニーを狩られようとしてる男とはネクタイの色が違ってる…大杉は濃い赤で、ジョニーは濃い目の緑のネクタイなので全くの別人ということに。「ひっかかった~」って感じだ。もろ製作サイドのフェイクに引っかかっちゃった…じゃあ大杉はどこに行ったのかって。部屋にあったカバンは大杉のカバンなので、一度部屋には行ったけどってこと?携帯も大杉の携帯のように思えるし。それにしても大杉はどこに行ったのか。でもフェイクが酷いよ。


2、3話くらいから「見続けられないだろうなぁ」と思っていたのに、話が転がってきていてどんどん面白くなって来てます。ただ日本を救う、「ニート大量失踪事件」、「迂闊な月曜日」の意図はともかくとして誰が何のために起こしたのかと言うことがうっすらと分かりだしてから、ちょっと物語が細部に入ってきてるような。あと4話しかないのに。もともとテレビ単体で謎解きをする気は無いみたいだし。BD・DVDの第1巻の特典にドラマCDと書き下ろし小説って。しかもテレビ以前の話って。しかも本筋って…

フッキ

2009-05-21 | 休み
コンタクトケースメガネもすこぶる評判が悪かったので、取りあえずコンタクト作る。せっかくレンズが新しくなったのだからケースも新しくと思ってメガネ屋さんに行くもホコリをかぶったシードのケースしか売ってない。このショッキングでないピンクとブルーは。何だろうこの80年代感は。ポシュロムとかのケースは凄く”普通”で地味なのに。箱を見回すとバーコードが付いてたのでそんなに古いものじゃないので、もしかすると今風なのかもと。80年代カラーが流行ってるし、アギネスがユニクロのCMに出るくらいだし。でも多分そういうしゃれたことではないと思う。


で、コンタクトとメガネ。使い分けるのがこんなに便利とは!知らなんだ。生まれて初めてのメガネとコンタクトのコンバーチブル。目がしぱしぱしてきたら、メガネに買えればいいんだもの。