０２００８年００７月０２９日（火）頭がおかしい、主に髪型が…

真夜中のトリックというか、唐突な発作的な衝動を抑えきれずにその跡に悔やむ。
跡地は立派な日本の棚田である。こんな立派な棚田は私も拝見したことが無いです。
自分の頭でなければ、手放しかどうかは分からないけれど、多分何とも思わない。
前から見ると國村隼さんのような、曰く１０歳は老けたと突きつけられる。

０２００８年００７月０１９日（土）頭がおかしい

７月の頭の頃、「このカメラカッコウ良いよ」と言われて、どれどれとサイトを見たが
最後でミイラ取りがミイラで完璧に絡み取られて、ちょっと欲しくて欲しくて堪らなく
なってしまうが、「このカメラで一体何を撮るつもりだ？」というもう一人の僕が的確で
冷静なことを言ってくれる。ありがとう。その冷静さが好きだ。

ただ無印良品に行くと、新しい文房具を買わずに入られない阿呆であるので、使ってない
ボールペンが山と在ったりする。だのでデザインが気に入ったという理由だけで買っても
一切問題が無いかなと自分に言い聞かせつつも、もう一人の僕の忠告が頭の割と真ん中の
方に留まって、今一度本当に欲しいかどうかを問いかける。

そんなことを考えているうちに、頭の中はデジカメを買うか、買わないかというそれ一本の
選択肢が延々と回っているだけになってた。で夜中に無印で買った当ての無いノートに
置きっぱなしのボールペンで絵を描く羽目になる。



朝方、気が付いたらアマゾンで注文していた。「在庫残り３台」という表示が決め手だった。
さっきアマゾンを見てみたら、在庫はちゃんとあって僕が購入したときより１０００円安かった。

２００８年００７月０１５日（火）

コンタクトがとても乾くので、いつもよりも早めに、早々にコンタクトをはずす。
裸眼の視力は１よりも０に近く、ほぼ０であるので、裸眼で出来ることと言えば、
本を読むくらいのことしかない。

早速先日買った小説を読むことにする。なんとも分厚い小説だ。優に４００ページは
ある。読む。読み進める。やっぱこの著者の本は読みやすい。無理をして『明暗』などを
読む必要は全く無いのだなと思う。

いつもなら、コンタクトをしていれば、目の悪い僕も２０センチは本から離して読むけど、
今日は裸眼だから１０センチでも心許無い。自然と本に近くなる。顔が寄る。字の輪郭が
心許無い。

そうこう本を読んでいると、何処からか爽やかでいて甘い匂いがする。この部屋にコロンは
無いはず。花も無い。本が香ってた。紙とインクがその原因だろう。とか思ったら
柔軟剤の匂いだった。　

０２００８年００７月０１２日（土）背徳の味

暇なくせに、その上暇になってしまい当て所無く、取り付くしまも無い感じで街を
さまよっていると、「肉喰いたい！」という大変プリミティブな欲求を満たしてくれそうな
看板が目に入ってしまった。家帰れば、飯が有んじゃんという心の声に勇気付けれ、
一度はその場を後にしたものの、帰れば後悔するともう一人の僕が言う。


「うん、後悔は嫌だな。」あっさりそそのかされた僕は店に入る。焼肉屋さんに。


ついに一人で焼肉屋さんに入ってしまう。店内は中々にお客さんが入っていて盛況。
「いらっしゃいませ～！」と元気な声。「何名様ですか？」と尋ねられたので控えめに
「１名でも大丈夫ですか？」と質問に質問で返す。「はい、大丈夫です。」笑顔で
答えるその顔に一瞬侮蔑の念を感じたのは多分思い過ごし。

席に座って、一通りメニューに目を通してから、注文する。メニューが全体的に安い。
困った。ソフトドリンクが２００円未満だ。ただでさえ一人で来ていると言うのに。
すでにラーメン一杯食べているのであまり腹は減ってないし。かといってあまりに
会計が安いのはやっぱりなんなのでユッケなんかを頼んだりなんかしたりする。

注文の後、店員さんがおもむろに網を持ってきた。網だけじゃない。備長炭が入ってる。
気が重い。手が込んる。ガスじゃない。備長炭で香ばしく、こんがり焼き上げるのだろう。
ごめんなさい。こんなところに一人で来て。肉が食べたかったんです。思い過ごしか。
思い過ごしかと思ったら、店員さんは空いた皿を見つけると、即座に片付けてくれた…


備長炭の強力な火力で、いつもはいつまで経っても焼けないミノもさっさと焼けてしまい
結局全部食べるのに３０分も掛からなかった。店員さんが忙しそうなので消化もそこそこに
お会計をお願いする。１３８０円。今月だけホルモンは半額だったそうで。ごめんなさい。


一人の焼肉は罪悪感の味がしました。

０２００８年００７月００８日（火）埃

２週間前なんかと比べるとすっかり暇になったので、部屋を掃除したりしてみる。
ほうきで入念に部屋中を掃いて、その上から掃除機をかける。大体キレイになる。
テレビ周りも配線をすっきりさせることで、正面から見た印象はスッキリの具体化。
スッキリとはこの風景のためにあるのではないかと思うほどにキレイに、整然と。

部屋が少しずつ片付いて行くにしたがって、汚れの、埃の大将が部屋の中心部に
鎮座していることに気が付く。動作時はＸＢＯＸ３６０の優に１０倍はあろうか
という程の騒音を吐き散らかしているバイオ様だ。頭が痛くなるほどの駆動音。
全体に埃が付着しているその様は今の僕の部屋には似つかわしくないと埃を取る。

その過程の中で気が付いたのは、幾ら一体型だからといってちょっと重いサイトを
閲覧したくらいでこんな爆音がするのかということ。遅すぎだが。全部セレロンＤの
せいだ！くらいに思っていたけれど、音のすざまじさはさすがに尋常ではないなと。
ファンのあたりに思いっきり息を吹きかけるとバックファイヤの埃バージョン。

もう３年近く働いてくれたのだからという、一種のあきらめの気持ちと預金の残高に
安心して、機械音痴の癖に、しかも機械クラッシャーの癖に静電気も逃がさぬ内に
ドライバーで開けてしまうと、バイオの中はとんでもない事に。特にファンの辺り。
ファンの奥が一切見えないほどの埃の山。これじゃバイオがうなるのも当然だ。

慙愧のうちに埃を取り出し、掻き出す。凄い量だ。積年の埃はとても恐ろしい。
ファンの辺りを中心にすっかり埃を除去してあげたバイオは見事に静穏化。
サイトがどんなに重かろうが、全くファンの音が気にならない。すがすがしいほど。
デコード作業中ですら、全く音が気にならない。就寝中でもデコードが出来る。


あの爆音に曝され続けたこの２年は一体なんだったのかと、思ったが案の定
ネジが２本残ってしまう。どうしようか。どうしようか。