『パーフェクト・レボリューション』を観た。ずっと気になっていた映画だったけれど、端的に言って最高だった。これを気持ち悪い、共依存と批判する人の考えも分かるが、共依存でも良いじゃない派の私はサラッと飲み込めた。
リリーさんのお芝居はもちろん凄いし、
この役を出来るのはリリーさんしか居ないと思わせるお芝居。ただ、もっと凄いのは清野菜名さんが凄い!凄いパワーで、そして何より可愛い。これまでで1番可愛い清野奈々さん。
障害者と境界性人格障害者が恋愛をするってよくよく考えると特段映画的なハードルを考えないで良いってことで、ただの恋愛映画、それが単に恋をするだけじゃなくて、互いの欠けた部分を埋め合う関係で愛の映画だった。
ミツは所謂"黄金の娼婦"なんだけれど、それだけではなく境界性人格障害と言う設定があって設定はちゃんとしてる。ある種これが物語的な飛躍の部分の説明にもなっている。
ちょっと飛躍や跳躍がある気はするのだけれど、ラストは特に大跳躍があるんだけれど、もう僕はクマピーとミツの応援者でしかないので、許容できます。
予算無いだろうに、こんなにルックも内容も素晴らしい映画になっているとは。本当に凄い。
本当に、本当に、4年前に観てたら死んでた。本当に、本当に、素晴らしい映画だった。