―日本発売に期待!ビートルズマニア必見の『The Beatles:Rock Band』(ファミ通)
当日E3のMicrosoft Conferenceをネット生中継で観ていると、しょっぱなからヨーコにジョージの奥さんだけでも驚いたのにポールにリンゴまで登場し、好きだけど特段ビートルズに思い入れも無かったぼくも度肝を抜かれてしまったのを思い出します。そして先日9月9日、日本でも発売されたリマスターと同時に欧米ではリリースされました。
―The Beatles: Rock Band - E3 2009: Debut Trailer(Youtube)
ジョージの息子がディレクションに噛んでいるようで思い入れたっぷり。完全とは言えないまでもビートルズの歴史を網羅したステージ構成は大したファンでもないぼくも惹かれてしまいます。エド・サリバンショーステージに、おそらくはアメリカでのスタジアムライブステージ、「I Am the Walrus」のPVステージ、スタジオ録音ステージ、そして日本武道館ステージに例の屋上でのライブステージetc。
実在のミュージシャンをフィーチャーした音ゲーはプレイステーション時代からありました。古くはエアロスミスを題材としたPS用ソフト『Quest for Fame』。「ピック型コントローラでどんなものでもギターになる」が売りで、確かCMでもテニスラケットをギターに模して演奏していたような気も。日本だと布袋寅泰さんで続編の『Stolen Song』もリリースされています。
近年だと実際の楽曲の使用はもちろん、アクティヴィジョンが『Guitar Hero』シリーズでエアロスミスやメタリカを題材としたスピンオフ作品をリリースしてましたが、今回はEA/MTVゲームスの『ROCK BAND』シリーズで初めてのスピンオフ作品。ビデオを観ただけで言うのもなんですが、クリエーターのやる気やクオリティに大きな差がありそうな完成度です。ビートルズというチョイスが、もう。
しかもこれまでの音ゲーと異なるのはデバイスの本気加減です。もともと『ROCK BAND』シリーズはロックバンドを再現したゲームだけあってヴォーカルのマイクからギターにベース、そしてドラムに至るまでプレイできるというのが大きな売りで、しかもゲーム機標準のコントローラでは操作できず専用のギター、ベース、ドラムを模した楽器コントローラのみが操作出来るという鬼仕様。
海外の住宅事情があってこその構成ですが、それにしても凄すぎます。ゲームをするためなのにちょっとしたバンドをやるくらいのスペースが必要というのは、住環境が許すということ以前に欧米特有のリアリズムの発露のような気もします。大体今回の『The Beatles: Rock Band』にしても、ソフトとベース、ドラム、マイクがセットになった「Limited Edition Premium Bundle」も約250$、ジョンとジョージのギター、グレッチとリッケンバッカーが別売りでそれぞれ約100$と価格も凄い。
※IGNより。アップル社の屋上での「GET BACK」。まさかゲームで観られるとは。
国内で輸入品の価格を見てみると、「Limited Edition Premium Bundle」が3万から4万円。グレッチとリッケンバッカーはそれぞれ1万5000円から2万円。家でビートルズを再現しようと思うと、安くて6万、高いと8万くらいかかるという超凶悪ゲームです。ソフトを単品で買って、USBマイクでヴォーカルのみプレイするという安い選択肢もありますがそれじゃ侘し過ぎます。
9月9日のリマスターCDの発売は時差の関係で日本が世界最速発売。山野楽器などでは深夜0時に発売イベントを開くなど大変な盛り上がりを見せ、結局国内だけでも2週間で200万枚以上のセールスを記録しています。それだけビートルズには潜在的な需要があるということのようです。ビートルズファンが皆ゲームに興味があるとは思いませんが、EAやSCEは検討してくれないかなぁ。
当日E3のMicrosoft Conferenceをネット生中継で観ていると、しょっぱなからヨーコにジョージの奥さんだけでも驚いたのにポールにリンゴまで登場し、好きだけど特段ビートルズに思い入れも無かったぼくも度肝を抜かれてしまったのを思い出します。そして先日9月9日、日本でも発売されたリマスターと同時に欧米ではリリースされました。
―The Beatles: Rock Band - E3 2009: Debut Trailer(Youtube)
ジョージの息子がディレクションに噛んでいるようで思い入れたっぷり。完全とは言えないまでもビートルズの歴史を網羅したステージ構成は大したファンでもないぼくも惹かれてしまいます。エド・サリバンショーステージに、おそらくはアメリカでのスタジアムライブステージ、「I Am the Walrus」のPVステージ、スタジオ録音ステージ、そして日本武道館ステージに例の屋上でのライブステージetc。
実在のミュージシャンをフィーチャーした音ゲーはプレイステーション時代からありました。古くはエアロスミスを題材としたPS用ソフト『Quest for Fame』。「ピック型コントローラでどんなものでもギターになる」が売りで、確かCMでもテニスラケットをギターに模して演奏していたような気も。日本だと布袋寅泰さんで続編の『Stolen Song』もリリースされています。
近年だと実際の楽曲の使用はもちろん、アクティヴィジョンが『Guitar Hero』シリーズでエアロスミスやメタリカを題材としたスピンオフ作品をリリースしてましたが、今回はEA/MTVゲームスの『ROCK BAND』シリーズで初めてのスピンオフ作品。ビデオを観ただけで言うのもなんですが、クリエーターのやる気やクオリティに大きな差がありそうな完成度です。ビートルズというチョイスが、もう。
しかもこれまでの音ゲーと異なるのはデバイスの本気加減です。もともと『ROCK BAND』シリーズはロックバンドを再現したゲームだけあってヴォーカルのマイクからギターにベース、そしてドラムに至るまでプレイできるというのが大きな売りで、しかもゲーム機標準のコントローラでは操作できず専用のギター、ベース、ドラムを模した楽器コントローラのみが操作出来るという鬼仕様。
海外の住宅事情があってこその構成ですが、それにしても凄すぎます。ゲームをするためなのにちょっとしたバンドをやるくらいのスペースが必要というのは、住環境が許すということ以前に欧米特有のリアリズムの発露のような気もします。大体今回の『The Beatles: Rock Band』にしても、ソフトとベース、ドラム、マイクがセットになった「Limited Edition Premium Bundle」も約250$、ジョンとジョージのギター、グレッチとリッケンバッカーが別売りでそれぞれ約100$と価格も凄い。
※IGNより。アップル社の屋上での「GET BACK」。まさかゲームで観られるとは。
国内で輸入品の価格を見てみると、「Limited Edition Premium Bundle」が3万から4万円。グレッチとリッケンバッカーはそれぞれ1万5000円から2万円。家でビートルズを再現しようと思うと、安くて6万、高いと8万くらいかかるという超凶悪ゲームです。ソフトを単品で買って、USBマイクでヴォーカルのみプレイするという安い選択肢もありますがそれじゃ侘し過ぎます。
9月9日のリマスターCDの発売は時差の関係で日本が世界最速発売。山野楽器などでは深夜0時に発売イベントを開くなど大変な盛り上がりを見せ、結局国内だけでも2週間で200万枚以上のセールスを記録しています。それだけビートルズには潜在的な需要があるということのようです。ビートルズファンが皆ゲームに興味があるとは思いませんが、EAやSCEは検討してくれないかなぁ。