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競馬に行ってみた

2007-03-25 08:25:01 | 動物
存続の決定した競馬に行ってみた。水沢開催だが、そこまで行く気力はなく、場外になっている盛岡競馬場。

天気は曇り。まださすがに寒い。二階部分が禁煙スペースとなっていて、以前よりは快適。ただ、下が喫煙可なので、どうしても臭いは漂ってくる。それはさておき。

実際に馬が走っていないオーロパークは、なんというか、博打場の雰囲気で、やさぐれおやじ達の負の熱気が漂う。こちとら場違いな感じの家族連れ。一瞬たりともしゃべっていない時がなく、じっとしてもいない、落ち着きのない子ども二人連れ。

前半2レースくらい、取るだけ取って(ボックスで6点買って、勝った金額の半分しか帰ってこないような馬券ね)メインレースを迎える。

土俵際で残った岩手競馬の現在を象徴するようなレースが、1レースくらいあるだろうと思いながら、果たしてそれはどのレースだろうと考えた。

荒れる春競馬にしては、大人しいレースが続いていた。メインは「奥州市職員奥馬の会会長杯」。なんか気になるタイトルである。恐らく何か起こるとしたらこのレースだったのだろう。競馬新聞を見ながら検討。

とある一頭の馬が気にかかる。その名は「ジュリア」。Kニュースでは▲が一個しかついていない人気薄の牝馬だ。脚質は逃げ。何で気にかかったかというと、その父が、あの名馬メイセイオペラだったからである。

この日のレースは、格上から降格した馬と、格下の上がり馬の組み合わせで連対するパターンの馬券になっていた。このレースも恐らくそうなるだろうという予想の元、きになる「ジュリア」の選択に頭を悩ませた。

結局彼女を含めた馬券にしたのだが、問題はその相手である。「ジュリア」は全体の中では格下なので、格上の馬と組み合わせたい。なんてことを考えながら検討したのだが、結果から言うと、メイセイオベラの仔に敬意を表して、総流しにしておけば良かったのである。ああもったいない。

「ジュリア」は、格上の馬たちを引き連れて、果敢に逃げた。大逃げと言うほどでもないが、しっかりと逃げを打つ。あらららっという間にゴール前まで逃げまくり、結局1着入線。相手は、格上ながら、近走がぱっとせず、すっかり人気を落としていたが、格的には、ジュリアより上のインターサウンドだった。鞍上が乗り代わり、気分が変わったのか、冬場の休養が効いたのか、直線で追い込んできた。3着は単勝一番人気マチカネダイキチ。

すごい馬券が出た! 

枠連で69130円、馬連で214580円、馬単で244800円、3連単に至っては何と2362860円!!

ああっ、総流しにしてれば良かった。
軸を決めたならそこから流してたら良かったのに。

れば、たらってヤツですな。

あきらめなさいよ、俺。

ああー、流してればなぁー。百円でも214580円だったのになぁ。

でもまあ、なんとなく、復活岩手競馬を象徴するようなレースになったかな。オペラの仔が逃げ切ったんだからな。