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きこり

2008-03-29 21:34:25 | 家庭
近所に住んでいたTさんというおじいさんは、木を切るのが好きだそうだ。

2年ほど前、玄関の呼び鈴が鳴るので、出てみると、見知らぬおじさんが立っていた。そのおじさんはTさんといい「木欲しいって聞いたんだけども・・・」てな感じで、うちからちょっと上がったところで、切った杉の木をもらってくれと言ったのだ。

こちらとしては、薪になるのでありがたいから、山から運び出して、もらった。

んで、今年、二週間近く前に、そのTさんがやってきたのだ。聞くと、近所で、庭木を切って欲しいところがあって、自分でやってたんだけど、腕が痛くなってしまい、代わりにやってくれないかということ。まあ、俺も薪は欲しいから、とりあえずやる前提で、案内してもらった。

で、行ってみると、あらら、なんだかこの家は知ってるぞぉ。

カミさんの友人の家でした。庭の栗の木を切って欲しいらしい。栗の木は、家の土台なんかに使われると最も高級な木である。虫だの腐朽だのに強いのである。で、薪としても上等である。固く火持ちもよく、カロリーも高い。

で、今日、ようやっと木こり業にいそしむことになったのである。電気チェーンソーと、ドラムコードを持って家を訪ねた。

樹齢40年、子供が生まれたとほぼ時を同じくして植えた栗で、長年、実をつけ、楽しませてくれた木だという。Tさんによってあらかた枝は切られ、残った幹だけが太く伸びている。

それをチェーンソーで切っていくわけだ。切っている途中に、お母さんが出てきた。やはり、40年育ててきた木を切る決心をしたのは、それなりに思い切ったことらしく、もう決心はしているものの、何となく心配なようなのである。

その心配が、まるで木に乗り移ったかのように、堅い木だった。

夕方、翌日に約束された筋肉痛を肩周辺に感じながら、ブッチャー軒へ。
肉の日だからとできる限り空いてる時間を狙って行ってみる。4時半に店に入ると、すでに、3つくらいのテーブルで、いい具合にジョッキが空いている。

しかしながら、待つこともなくテーブルへ。4歳児と2年生を連れ、肉を焼く。うっかり注文をしすぎて、食べきれなくなった。

聞いてみると、持ち帰ってもいいらしい。いやあ、これはありがたい。2連ちゃんで焼き肉決定なのだが、残してしまうのはもったいない。いやあよかった。この持ち帰りに文句をつけられないことを望むばかりである。
最近持ち帰れないこと多いからね。



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1 コメント

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Unknown (うすい)
2008-04-04 01:56:08
「きこり」で思い出した。

昔、友人に「きこりって、普段どうやって生計立ててんだろ?」と聞いたら、

「きこってんだよ。」
と言われ、妙に納得した思い出がある。
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