ほぼ一週一ネタgoo

2016年の投稿を最後に滞っていたブログを提供元の閉鎖を機に引っ越し。今後の更新は不明瞭。

三連休

2007-09-18 00:41:59 | ノンジャンル
顔合わせの飲み会途中で、なんだか喉が痛いなぁと思っていたら、どうも風邪っぽい。
三連休二日目の16日は、さしあたって休養。喉が痛く体もだるい。熱はないようだが、風邪らしい風邪を引くのは今年初。

んでまあ、三連休最後の日をのんびり過ごそうとしていたわけです。すると朝7時半過ぎに電話が、出てみるとファックス。

それが間違いファックス。

困るんだよなぁ。(有)サン○ク○送さん。以前にも間違いファックスきたことある。
まあほっぽっといても良いんだけど、また忘れた頃に間違いファックスが来ると困るので「間違いですよ!」と来たファックスに書いて送り返してみた。送り返してもそのものは残るんだけどさ。

それからどうなったかって? 何もないよ。間違いを詫びる電話とかファックスとか、お手数かけましたみたいな連絡は何もないね。まあいいんだけど。でもこれ、取引先の信用失うよな。取引先の方にファックスしとけば良かったかな。

程なくしてまた電話。仕事先のふたごの片割れYからの不幸の電話。いやいや、そんなことはない、仕事があるかも知れないから昼前は待機ね。とのこと。
朝からの雨は、止む気配もなく、強く降り続いていた。

で、10月八芝の出演依頼、最後の大物に電話をかけ、さて午前中が過ぎようとし、待機も終了かなぁなどと、思った矢先、来ました。仕事です。現場です。北上川です。

どんどん水かさが増えているようで、って行きましたよ。北上川へ。上流、船田橋へ。

結局家に着いたのは、日付変わって2時半くらいでしたがね。

顔合わせだが

2007-09-15 11:14:38 | 芝居
八芝10月「まぼろし小屋の三悪党」の顔合わせ。
といっても、まだ全メンバーが揃っているわけではない。今日、それぞれの演出作品を決め、キャストを決めるのだ。

一応、想定キャストとして、作者には、役者に声をかけてもらい、あと、今日の読みを見て、それぞれの演出を決め、キャストを決定する。

結局、作家の意向も含みつつ、やはり現場は演出家のものなので、演出の意向を最大限汲みながら、キャスティングをする。

やはり、想定していたキャストはそれなりにやはりイメージに近いが、意外にも、想定していなかったキャストの読みが良かったりもするのだ。

オムニバスの三作品の演出は
「秋の逃げ水」作/高村明彦 演出/臼井康一郎
「戻ってくる場所」作/柏木史江 演出/高村明彦
「キムンカムイ」作/臼井康一郎 演出/柏木史江

キャストは、決まったけどまだ教えない。

微妙に

2007-09-13 16:52:59 | 言葉
安倍首相の突然の辞任発表があって、びっくりしてるところに、原稿の締め切りが。
当初は安倍首相のしゃべり方とか、目線とか、そういうのを材料に、演劇的にダメを出すような原稿にしようと思ったのだが、微妙にズレ、というか全くズレてしまい、なんだか違う話になってしまった。

ので、ここで安倍首相にダメを出してみよう。政策とかなんだとかそういうことではなく、テレビで見てる印象だね。あの人の静止画の写真は、背も高いし、スマートな印象で、さほど悪くはない。

しかし、動画になり、語り口調とか、視線の遣り方などを見ていると、どうにも「みっともない」のである。この人は、自分の姿がどのように見えているかを恐らく把握していないのではないかと思う。

声のトーンがやや高く、早口で落ち着き無くしゃべる様子は、一国の宰相に相応しいとは思えない。というか、小物感が漂う。そして目線はちらちらと落ち着きなく動くし、どうしてこの人を自民党の人たちは「党の顔」として担いだのか疑問だ。

総裁選で、麻生さんと谷垣さんと並んでしゃべっている様子を見ても「ああこの人はテレビに出れば出るほど人気が無くなっていく人だなぁ」と思ったものだ。案の定というかなんというか、まあ、姿形だけではないんだけど、いろいろあって、支持率は急落。

人前に出る人は、自分がどのように見えているかということをよく観察して、表現を磨かないとやっぱりマズいんだろうなと思う。あそこまで落ち着きのない総理はいなかっただろうな。

でまあ、決断のタイミングだね。どういう事情と取引があったのかわかんないけど、タイミングの悪い人だね。適時の決断ができない人だったと思う。不祥事の連続なんかあったときに、切るべきタイミングで切らず、なんだかよくわからないときに切る。

辞め時は、どう考えても参院選後だったでしょう。それならまあ、責任を取った形にもなったのに。こういう決断を政治家ってのは次々しないといけないわけだが、演劇の演出家も次々に決断をしなければいけないということについては同様である。

田中真紀子が政治家としてどうかという話は別としても、あの人の演説が面白いということは納得してくれると思う。もちろん血ってものが大きいとは思うのだが、確か彼女は演劇集団「円」の研究生だったことがあったはずだ。まあ、演劇かじってたのよね。

安倍さんも演劇かじっときゃなぁ、もうちっとマシだったのになぁ。

負けそうインフレ

2007-09-12 16:40:41 | エンターテイメント
昔、ビッグコミックスピリッツで連載していた「サルでも描けるマンガ教室」(だったかな?)通称「サルまん」(だったような)で、主人公が敵と戦って勝ち抜いていくタイプのマンガについて、敵のインフレ(だっけか?)みたいなことを言っていたような気がする。

どんどん勝っていくうちに、敵もどんどん強くなって、収拾がつかなくなっていく展開である。

少年マガジンで連載している長寿ボクシングマンガ「はじめの一歩」は、真っ当なボクシングマンガなので、敵が無茶にインフレしていくことはない。一歩君が所属しているフェザー級には、無敗のチャンピオンが(確か)君臨していて、以前一度スパーリングをやっている。全く歯が立たなかった。

とりあえずのゴール地点はその、チャンピオンにおいてあるとしても、その手前の試合で、やはり苦戦しなければならない。順当にスンナリ勝っていく有利な展開を丁寧にマンガにしてもきっと面白くない。

極限までギリギリ負けそうになってから、大逆転を果たさなければならないのである。で、一歩君は「負けそうインフレ」を起こしている。終生のライバルだった宮田君との試合が流れ、いずれ近いうちに世界戦をしなければならないとは思うのだが、その前にどのくらいスリリングな試合ができるか、ということが至上命題としてあるわけだ。

詳しくはネタバレになってしまうので書かないのだが、そんな思いを強くした。宮田君との試合を延期して、その前に世界を取らせるのだろうか? それともあくまでもチャンピオンが終着点か? きっとまだまだ続いて愉しませてくれるとは思うが、相手やくづくりが難しいやね。

勝つのはわかってるんだけど、その課程を最大限の努力でスリリングに「もしかしたら負けてしまうかも」とか「どうやってこれを解決するんだろう」とかそういったことを読者に思わせないといけないわけだから。

いやいや勉強になるね。タオルが……。

大人のワークショップ

2007-09-09 16:22:46 | 芝居
大人のワークショップなどというと、なにやら怪しい雰囲気が漂っているが、決してそういういかがわしいものではない。大人の一般の人を対象にした、演劇ワークショップである。

水木、土日と、四日間行われたワークショップは、二日目の木曜日にスタッフの基礎講座をやって、あとはひたすら芝居づくりという感じのプログラム。

参加者のみなさんに台本をゼロから書いてもらうのだ。基本的にやってることは子どもワークショップと同じ。最終日は10時から17時までというなかなかハードなスケジュール。

初めて会った人とか、まあそういう人たちと、短いけれどもとにかく芝居を創ってもらうのだ。最初に、最近言われて腹の立ったこととか、嬉しかったこととか、そういうことをセリフで書いてもらい、他の人に回して、そのセリフにつながるセリフを書いてもらう。そして、次々とセリフを回し書きし、10個くらいになったら、まず演じてみる。

で、次は、それを集めて、シャッフルし、班分けをして、何枚かずつ選んでもらう(裏返してね)。そして、場所のカード(病院とか温泉旅館とか遊園地とか)と事件のカード(発作とか地震とか台風とか)をこれまた適当にシャッフルした中から選んでもらい、遊園地で発作とか、温泉旅館で台風とか、そういう組み合わせができる。

書いたセリフを参考にして、場所で事件を起こして芝居にしてもらうわけだ。

数人での話し合いになるので、しかも年齢もさまざまなので、大体最初は紛糾する。みんなが我を通そうとするのだ。で、自分の意見が通らないと不機嫌になったりあきらめたりするのだが、そんなことをしてても、みんなの前でセリフをしゃべらないといけない。まあ、子どもでも同じで、徐々に話し合いというものができるようになっていく。

ホントアレだね、もしなんか、知らない人同士でチームを組んで何かしなければいけない場合、まず短い芝居つくってみるといいと思う。人間の様々な部分が、圧縮されて出てくるような気がする。

いつものことだがワークショップやると、こちらが勉強になるのだな。