ベビちゃんがお腹にいる友人から
妊娠中にオススメのハーブは?と、嬉しい質問がありました。
もし参考になれば幸いです。
具体的なレシピをご紹介する前に、まずは注意事項です。
ハーブは食品ですが、その成分に薬理作用を持つものが含まれています。
成分によっては、デリケートな妊娠中の母体になんらかの悪影響を及ぼす可能性が考えられます(必ず、というわけではありませんが)。
基本的には、妊娠3ヶ月まではハーブの摂取は控えられた方が良いと言われています。
また、妊娠中・授乳期間中は摂取しない方がよいとされている主なハーブには次のようなものがあります。
こちらをご覧下さい
それから、体質によっては合わない場合もあります。その場合は即中止して下さい。
他の健康食品も同じですが、医師による治療を受けていたり、慢性的な疾患をお持ちの場合は、ハーブの摂取は避けて下さい。
どうしても希望される場合は、必ず医師にご相談の上、指示に従い適切に使用して下さい。
ハーブは医薬品ではありません。
特定の疾患が治癒する薬ではありませんが、疾病予防や健康増進、美容や気分転換など、使い方によっては身体と心をサポートしてくれる頼もしい助っ人です。
ハーブの持つ作用だけでなく、その香りや味わいを楽しんで、毎日の生活のサポートに使っていただけると幸いです。
妊娠は病気ではありませんが、やはり心身共に非常にデリケートな状態だと思います。
そうぞ、ベビちゃんとママのためにプラスαの思い遣りを・・・。
・・・すみません。前置きが相当長くなりました。
では、具体的なオススメブレンドハーブティーです。
妊娠3~4ヶ月・・・つわりや胃腸の不快感のために
ペパーミント&ベルベーヌ(レモンバーベナ)
妊娠4~5ヶ月・・・妊娠線の予防とビタミンCの補給のために
ローズヒップ&ハイビスカス
妊娠5ヶ月~・・・貧血や冷え性の予防・改善のために
ネトル&ルイボス
妊娠8ヶ月~・・・出産準備として
ラズベリーリーフ※
※別名「安産のお茶」
ほのかにフランボアーズの香りのする、優しい風味のお茶ですが
古くから出産準備に使われてきました。
理由は、子宮や骨盤の周囲の筋肉を調整する働きをもつ成分が含まれているため。
(従って、妊娠初期の摂取は避けて下さい。)
妊娠8ヶ月~産後3ヶ月・・・便秘・肥満の予防と、母乳のために
ダンディライオン(タンポポ根)&フェンネル
・・・ざっとこんなところでしょうか。
実はこのレシピ、東京・聖路加国際病院産科の母親学級で使用されているものを参考に、比較的手に入りやすいハーブのみを書いてみました。
もし、ハーブの入手が難しかったり、単品で購入してブレンドするのがちょっと面倒な場合は、グリーンフラスコさんの通信販売でも購入できます。
詳しくはこちらを
ところで。
コーヒーが大好きで、妊娠中の制限が辛い方にも、ダンディライオン(根)のローストコーヒーはお薦めです。(『ノンカフェインのヘルシーコーヒー』と呼ばれています。)
ちなみに、あひょは妊婦ではありませんが、肝臓をいたわるのと、カフェインの過剰な摂取を避けるため、職場ではこのタンポポコーヒーを愛飲しています。
【生活の木】タンポポ・インスタント クラシック S(50g) 価格:¥ 1,785(税込) 発売日: |
(お値段がちょっと高いのが少々ツラいとこですが・・・)
コーヒーのこだわり派の方にとってはちょっと物足りないかもしれませんが、あひょ的には何の違和感もなく美味しく飲んでいます。(体調によってはカフェインをキツく感じることがあるので・・・)
ハーブのことを書き始めると、本当に際限がなくなって、ついつい超ロングになっちゃいました。すみません。
もし何かご質問がある方は、お気軽にコメントをどうぞ。
ハーバルセラピスト認定試験の結果はまだなので(ひぃぃぃぃ・・・)
JAMHA認定メディカルハーブコーディネーターとして、お答えいたします。ほほほ。