目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

オグナほたかでスキーブーツ崩壊

2020-02-16 | 日記

2020年2月11日(火・祝) くもり時々雪

メンバー 山の神と私

一時期よく通っていた川場スキー場に行こうかとネット検索すると、しばらく行っていないうちにもともと強気な値段設定なのが、さらにすごいことになっていた。リフト1日券と昼食とのセット価格で6500円。駐車場代(1000円)がさらにかかるはずと見てみると、これは無償になっていた。しかし無償になって混むようになったのか予約ができるようになっていて、その代金がなんと2000円。もうお金持ちのためのスキー場になったのだと選択肢からはずれた。

そこで探し出したのが、オグナほたかである。リフト1日券と昼食券(800円分)のセットで4300円と良心的だ。さらに調べてみると夫婦100歳割という仕組みもあって、夫婦の年齢を足して100歳を超えれば、リフト券が30%引きになる。

さあ、昨晩は雪も降ったようだし、ベストコンディションかもと期待に胸を膨らませて朝5:30に家を出た。若干の交通渋滞、というか混雑に巻き込まれながらも9:40スキー場に到着した。車を置いたのはP4と下のほうではあったが、シャトルバスが出ているので問題はない。車道の向こうにはお帰り用の滑り込みコースがあるので、バスは往路だけの使用で済む。

雪不足がまだいわれているが、80センチの積雪でコースはほぼすべて滑走可。そして降雪直後であったことから、パウダースノーでコンディションは予想したとおりよかった。ファミゲレ、初心者コースは混んでいたものの、オフピステもある中・上級者コースは空いていてストレスなく滑れた。けっこうな穴場スキー場なのかも。

ただ気になるのは、リフトがすべて昔仕様のペアリフトなことだ。風が強いとそれをまともに受けて凍え、しかものったりのったりと動いていくから忍耐力も必要になる。それでも山の神の評価は高かった。中級者用の圧雪バーンが滑りやすく山の神好みなのだ。

しかし事件は突然やってきた。前回の菅平では私のゴーグルが昇天したけれども、今回は山の神のスキーブーツに災難が襲いかかった。左の上部留め具が壊れて、応急処置もままならない状態になった。山の神いわく、ちょっと緩いだけだから、このままでも滑れると。

午前中何本か滑って、午後は上で滑ろうと、リフトを乗り継いでレストランカプリコーン(上の写真)へ移動した。けれど、すでに山の神のスキーブーツは留め具がもうひとつ壊れて瀕死の状態になっていた。もう無理じゃないのか。ご飯食べたら、下りるか? 

とりあえずご飯だ。山の神はカレーライス(800円)、私はビビンバ丼(800円)をオーダーして食事券800円分をきれいに使い切り腹を満たした。上は初級コースがないせいか、このレストランは空いていて快適だった。

さてちょっと前までは最上部の中級者コースを滑る予定だったのだが、、、スキーブーツ崩壊の危機にはあらがえない。やはり無理はせず、ゲレンデの周囲をぐるりと回って下っていく中級者コース、スカイウェイを滑り、最後は第一ゲレンデからお帰り専用コースに入ることにした。

スカイウェイを滑っているうちに山の神の左のスキーブーツは完全崩壊。やはり上で滑っていなくてよかった。上の写真のほぼ中央部を滑っているのが山の神で、ふんばりが効かなくなった左足のせいで、ゆっくりと滑走している。

その後はゆるゆると最後のコースを滑り、誰もいないP4に戻った。帰途についたのはまだ午後早い13:30。もう1時間くらいは滑っていたかったが、余力を残して上がるのも最近の体力を考えるとちょうどいいのかもと自分を納得させる理屈をいいながら、次回へのリベンジ(?)を誓ったのだった。早く出たおかげで渋滞にもあわず、スイスイと無事帰宅した。


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