男三瓶(おさんべ)山 標高 1126m 子三瓶(こさんべ)山 961m 孫三瓶(まごさんべ)山 903m 大平山 854m 女三瓶(めさんべ)山 953m 島根県
2019年4月28日(日) 曇り
メンバー 山の神と私
コースタイム 8:08西の原駐車場--定めの松8:37--8:58分岐--9:32休憩9:40--10:33男三瓶山10:45--11:40子三瓶山(昼食)12:15--12:52孫三瓶山--13:22大平山13:32--13:55女三瓶山14:05--室内(むろのうち)池--15:24扇沢15:34--16:15頃 駐車場
GW10連休初日渋滞にはまり、自宅を4:30過ぎに出たというのに米子のビジネスホテル、カクバンに着いたのは17:30を回っていた。一昨年同じように家を出て、ちょっと手前ではあるが、蒜山高原に着いたのが14:30だったことを考えれば、怖ろしいほどの時間ロスだ。荷を解き、景気づけに山の神と居酒屋に繰り出し、米子のおいしいものを堪能して翌日の山行に備えた。
翌28日は5:00に起床。昨晩コンビニで買っておいた惣菜パンで朝食をとり、6:15にはホテルをチェックアウトした。まずはカーナビに目的地を入れ、ホテル近くのコンビニへ向かう。本日の昼食用おにぎりや行動食、晩のテント場でのつまみ、翌日の朝食用パンなどを買い込んだ。
左:西の原駐車場。トイレあり 右:定めの松
こんな時間でも比較的交通量があるのは、やはり10連休のせいか。それでもサクサクと走れて、8:08三瓶山の登山口、西の原駐車場に到着した。すでに車がパラパラと停まっていて、人もまばらにいる。前方にはこれから登る男三瓶山と子三瓶山が迫っている。こちらに向かっておいでおいでしている山二つを、さっそく写真に収める。そのとき気づいたが、明らかに登山道ではない草原のはずれを歩いている人がいた。山菜採りのおじさんか。
まずは巨木、定めの松を見てからの出発だと、山の神と2人、登山道に入る前に少しだけ寄り道をする。樹勢が衰えていると案内板に書かれていて、つっかえ棒が大きな枝を支えていた(写真右上)。
左:草原の道から出発 右:山桜満開
定めの松からスカっとよく開けた草原に入る。前方には先行する単独行の登山者がみえていたが、ぐんぐん引き離されていく。やがて登山道の傍らに蕨を何本も発見した。先ほど駐車場から見えていた人はやはり山菜採りの人だったようだ。
樹林帯に入るとすぐに姫逃池からの登山道と合わさり、分岐に出る。当初の計画では、ここから扇沢に上がる予定だったが、同じ道を2度通ることになるので、左の九十九折の道、お花畑コースに変更して登ることにした。
左:ヒガラが登山道のすぐそばでさえずっていた 右:男三瓶山山頂付近
途中レイヤー調整をしたり、水分補給をしたり、山桜満開の場所から眺望を楽しんだり、たまたま目の前に現れたかわいいヒガラを被写体にしたりと、結構な時間をロスしたようだ。すぐそこに男三瓶山から子三瓶山への縦走路が見えているというのに一向に男三瓶山に到着せず、時間ばかりが過ぎていく。
左:家族連れハイカーでにぎわう男三瓶山山頂 右:女三瓶山への道
それでも、前進していればいつかは着くもので10:33、なんでこんなに長いのだろうという横に(縦というべきか)長い山頂に到着した。小さなお子さんを連れた家族連れや、若者のパーティ、単独行の方々で山頂は賑わっていた。ハイカーはここまでのようで、この時間にしてもうお弁当を広げていた。
山の神と私は先へ向かう。男三瓶山山頂からは女三瓶山へ向かう縦走路があるのだが、現在通行止めなので、いったん扇沢へ下って子三瓶山だ。しかし、なぜか女三瓶山の縦走路を進んでいくパーティを見かけた。たしかに通行止めの看板も、注意喚起するような貼紙もない。だいじょうぶなのか。途中まで行って引き返すことになるのは嫌なので、子三瓶山へ向かうことにした。
子三瓶山頂でたまたま耳にした話では、途中登山道が崩れているところがあるが、通れないことはなかったらしい。
子三瓶山(右)と孫三瓶山
男三瓶山から扇沢への道は、かなりの急勾配でロープが設置されているのだが、足元が危うい箇所が多くあった。登るのも下るのも厄介な場所だ。その難所を下りきると、あとは草原の山が待っている。
子三瓶山へまっしぐら
私が撮影に熱中していると、山の神がじれたようで、ターボエンジン全開で子三瓶山の上りに取り付いていた。ふと気づくとかなり前方に山の神の姿が、、、
左:子三瓶山山頂の標柱 右:孫三瓶山へ向かう
11:40子三瓶山山頂に到着する。当初の計画では、室内(むろのうち)へ向かうはずだったのに、計画書をろくに見ずに前方を歩く人にいざなわれ、子三瓶山にいた。まあ、いいかと山の神と私はここで腰を落ち着け、おにぎりをほおばる。
Part2へつづく