セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

中村獅童氏講演

2011-07-16 | セカンドライフ
                         中村獅童氏

今日も又、真夏の暑さがじりじり照りつける中、JR山手線五反田駅(円の内側)に程近い
清泉女子大学へ出かけた。

この大学は、五反田駅前に有る二本の太い道路に挟まれれる様に、緑の森の丘の上に佇んでいる。
道が入り込んでいるので前に行っているのに近くまで行っても、忘れてしまっている。
暑いので、余り無駄足は出来ない。同行の友達も暑がっているし・・・・・。
近くのおじさんに聞いて見ると「そこの木のある丘だよ」と簡単という風に教えてくれた。

この大学の本館は、昔、旧島津公爵邸だった所。雰囲気は伝わって来る。
洋館は、鹿鳴館を手がけたジョサイア・コンドル氏により設計されたもの。
樹齢およそ200年のふう(楓)の木をはじめ、桜やツツジなど緑豊かなキャンパスになっている。

   

     

ブログのお友達 京都在住の五行詩の詩人・パピヨンさんからの情報ので知った講演。
私はうっかりしていたのに、有難い事です。改めて感謝を申し上げたい。

☆清泉ラファエラ・アカデミー「伝統と傾き」講師、中村獅童(シドウ)氏
          
テレビや映画等でご活躍なので、ご存知の方も多いと思うので細かい事は省きますが
温度調節が程良く設定されてある会場に300名位が受講生として参加した。
この大学は「生涯学習」というのを継続して開講しているが、今回は¥1500を事前払込形式
だったので ? ? ? と思ったが、司会の方の説明で納得。

「本日の料金は震災のあしなが基金に送らせて頂きます」と、何だかとても嬉しい気持ちになった。
中村獅童さんは本職は歌舞伎役者と仰りながら、映画、テレビ、舞台等どんな物にも挑戦し続け
たいとおっしゃり、それが又歌舞伎役者としての血となり肉となるとのお考えの様だ。

39歳の彼、なかなかスタイリッシュでかっこいい。センスもさすがのアラフォー。
昔で言うマンボズボンの様なタイトなズボンをはき登場されたので、細身なのが強調された。

177cmという身長なので女形を演ずるには背が高過ぎると、おばあ様が嘆いたそうだが、多彩な
芸を持つ彼なので身長も丁度良いかもしれない。
これから40歳代に向かって中身の濃い、魅力溢れる役者さんになりそう。

役者はフリートークが苦手なんですと始った講話なのに、なかなかどうしてお話し上手。
会場には、20歳位(女子大生)からシルバー年齢(私の事?)の人達が居たが、まあ皆さん獅童さん
ファンの方ばかりと思われた。

前半は、デビュー当時の写真から最近まで演じた写真を使い、ご本人の軌跡を説明された。
後半は対話形式、その後は会場から質問を受ける形で進められたが、定時が30分も過ぎても
「折角ですから何でもどうぞ、僕なら全然大丈夫ですよ」と丁寧な受け答えで、シルバー世代も
キュンと好感を持つほど素敵な青年。
司会の女性が「タイトなスケジュールですから」と質問を制する場面が有った程。
大分過密スケジュールらしい。

30分も予定をオーバーし、座席の中を通り、握手などをしながら退場された。
歌舞伎の見方等、興味深い説明を聞き、すぐにで歌舞伎小屋に足を運びたくなったのは私だけ
だったかしら?

楽しい時間を過ごさせて頂きました。パピヨンさん情報を有難うございました。