セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

友達の肺がん手術

2011-07-22 | セカンドライフ
今朝も気温が低く朝18.5℃ですって。でも明日から本来の夏に戻ると思うと、大陸の高気圧に頑張って欲しいんだけど・・・・。
今の内に楽しんでおきましょう。シルバー大学も前期の最終日、3.40分程だけど、徒歩で行ってみましょう。

1ヶ月ほど前から友達(30年来の)から肺がんを知らされていた。検査をしたら2cm位ですって。
大きいがんが巣を作っていたのね。
癌が発見されて驚きと悲しさを思わない人はいないでしょう。
私も心を痛めていたが、今の医学は素晴らしいと信じているので、一日も早く除去して欲しいと思っていた。

しかし、口から入れる管で肺に有る癌の状況を検査したり・・・・それがきつかったと泣いていた。
私が外出して帰郷した日がオペの日だった。漸くそこまで行ったかと夜遅くご主人に電話で
様子を訊ねると「全て上手くいきました」と明るい声。

◦一晩(当日)はICU集中治療室に入る。
◦以前患った部分からの転移かどうか?
◦がんの種類が、どんな物か?etc・・・・・。

落ち着いてから、見舞って見ようと思っていたのに開腹手術では無く三か所に穴を開け管を
入れて取り去るのだと言う。
実際患者のストレスの少ない最善の方法だと思う。

翌日行って見ると力の無い声ながらとても明るい声で「アミーさん肥ったんじゃない?」なんて
笑っている。
10年位は会っていないので、それはさぞかし肥えたとは思いながらそんなに喜ばなくても・・・。

彼女は身長が165cm位なのに体重は45㎏位なのでスレンダーと言える細さ。30年前の洋服も
直さず着られるらしいからお見事なものだ。
だから私の事を「どうしちゃったの?デブ!」見たいに眺めている。

色々懐かしい話を30分ほどお喋りをして帰ろうと思った時、執刀医の先生が顔を出した。
そして術後の結果を詳しく、患者が理解出来る様に優しく説明された。私もホッとしながら
何と良い先生かしら?と感心した。ついでに友達と一緒に深々と頭を下げてしまった。

こんな立派な病院で、こんな先生に担当していただけて、本当に良かった。全て完璧。

普段は遠くに住み、なかなか会え無いので、毎日通って様子を伺えるし、お喋りも出来ると
少し楽しみでも有った。メールや電話では話せても顔を見たいし。

病院は、JR五反田駅近くに有り、私の通える場所なので、毎日毎日・・・・・と思っていたのに
昨日顔を出して見ると何と今日、退院の許可が出たと言う。

えーっ?肺がんの手術と大騒ぎをしていたのに、手術をして、何と2泊3日、今日午前中に引き
上げると言う。
頑張って通おうと思っていた私 嬉しいけど、うん嬉しいね。嬉しいよ。
彼女の検査期間の、辛さや苦しみを思うとあっけない程の幕切れ。

執刀医の先生は、未だ50歳前と思われる。まだ当分は大丈夫、友達に何が有っても心配不要。
私は、一人の大切な友達を失う事無く・・・・嬉しくてたまらない。後々もお大事にね。