ニュー東京駅

　2007年から保存・復原工事が行われていた東京駅丸の内駅舎(赤レンガ駅舎)がいよいよグランドオープンを果たした。随分楽しみに待ていた私。

テーマは国の重要文化財である赤レンガ駅舎を創建当初の姿に復原する（後世の修理で改造された部分を原型に戻す）こと。1914年に創建された同駅舎はもともと3階建てだったが、1945年に戦災で南北のドームと屋根・内装などが焼失。戦後の復興工事によって2階建て駅舎となった。それを3階建てに戻すのが大きな目的だそうだ。

東京駅で友達と待ち合わせると電車の事故で、15分遅れる様なので一人で早足で売店などを見て歩いた。もうごちゃごちゃ状態。流れが一定していないし、旅行会社の御一行様やグループご一同様、駅中のお店も外まで溢れていた。駅弁専門の売店は補充が間に合わない程、まさに飛んで行く様な勢いで段がどんどん底をつく。経済効果最高に有りですね。

　　　←有名駅弁がぞろり　　　

お土産(お菓子)の包装紙も新東京駅プリントの物に変わっている。こんな刺激に最近あって居ないので新しいっていいな～～と、感心しきり。自分までもがリニューアルされる様な感覚。

私は自分が買うよりその様子が楽しくて仕方が無かった。テレビ放送等で観たに違いない人達ばかり。
カメラ小僧、いやカメラおじさん達は、インフォメーションできれいなお姉さんを囲んで、ドーム天井の有る所を訊いている。何か貪る様にがつがつと。改札を出た直ぐ頭の上にある。下はカメラを持った人たちで、天井の真下がギュウギュウ詰め。その情景の方が絵になる程楽しい。

ドーム天井は丸の内北口・南口に有るがカラーも奇麗でセンスの良い色合い。

　丸の内北口

　　　　　　　　丸の内南口　

ホテルの窓から見たら面白そう。いつか一泊三万円（最低で）の部屋でも良いから泊まって見たい。一泊八十万円の部屋を含めて、数ヶ月間は満室だそうだ。松本清張さんはどの辺の部屋を指定されて「点と線」にピンと来たのかしら？そうか～今だったら当然線路など見えないね。

ホテルの階には和菓子の「とらや」さんがテナントで入って居た。騒ぎが収まった頃、お茶でもしたいナ。

　　　
　　　皇居方面から東京駅へ。

　　私のカメラで撮った腕自慢の友のショット　う～んとうなる私。もうカメラのせいにはできないわネ。