セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

樋口一葉記念館

2013-05-17 | 旅行 見学
三ノ輪駅から、徒歩で20分位歩いたかしら?一葉記念館へ着いた。静かな、まさしく下町を歩けた事で益々テンションが上がる。
美しくて際立った能力、天才と言った方が良いかしら?彼女の人生の一端に触れ厳粛な気持ちになってしまった。
嬉しい事に、記念館にはボランティアさんがいらして、一葉について細かくガイドして下さった。その女性も一葉さんを敬愛している様子が見て取れた。25歳を前に亡くなってしまわれたと、惜しくて残念でならない。

原稿なども、展示してあったがその達筆なのには驚きだった。家庭の事情で小学校も十分に出ていなかった彼女は必死で文学を学び当時の明治の文豪の大御所達に認められて、世に名前が出たと言う。努力と言うよりプラス才能だったのでしょうが、後10年でも書けたらどんなに満足した事でしょう。

 

  

  この近くに吉原が有ったのだ。どこに有るのか知りたかったが納得。つい最近まで有ったのだもの、名残りの物が有るに違いない。又連れて行って貰おう。徒歩1.5kmで浅草に着く様な場所。

甘味屋の女将さんは「この近くにこまどり姉妹が住んでいるのよ」なんて教えてくれて、昔、懐かしい歌手の名前なども話題に出て、暫くお喋りをした。私は昔の話を聞くのが楽しくて仕方が無い。

 無事に旅が済めば、夜はゆっくりしている事でしょう。少し現実に戻ったらご報告しますね。人間の一生も考えてみれば、ですね。二度と帰らなければ終了となるわけで。