なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

1週間が早い!

2010-04-12 00:51:01 | Weblog
 物語で「途中省略」で「月日の経つのは早いもので・・・」と書けば、いきなり後日の話に持って行けます。
  TV放送が始まったばかりと言うか、マア今でもそんなに変わらないと思いますが、ドラマで夜から翌日の朝のシーンに変わるのに、一旦画面暗転の後に次のシーンに移ると、見ている方としては「これは翌朝の話」だなという暗黙の約束みたいな感じで受け取るのだと思います。
 私が小学校3年生の時に家にTVが来ましたが、その頃は母方の祖母は健在・・・同じネズミ年ですから5回り違いで69才。
 祖母はTVのドラマを見ていて半分冗談だと思うのですが、先ほどみたいに話が翌日に移って行く場面で・・・「あれッ!?、早いな、いつの間にか明日になっている」と驚いて見せたものです。
 話の進展に本当に驚いていたのか、あるいは時代遅れの婆ぶりで回りを笑わせていたのか微妙ではありますが・・・今でも話が翌日に変わる場面では祖母の言葉を思い出すものです。

 さて、週末の土曜日曜はサッカー三昧で試合の中継を連続して見てしまいました。
 土曜日はJ1だけで5試合を途中掛け持ち観戦し、土曜日はJ12試合にJ21試合・・・女房殿と息子は早朝の5時からリーガエスパニョーラを観戦!。
  コアサポーターのようにゲームフラッグなどを持って出かけるわけではないけれど、我が家もTVでの熱狂ファンですね。
 贔屓チームの得点シーンではTVの前で家族揃って拍手している・・・ですから、贔屓チームの試合観戦時はベランダの窓は閉めておかなくてはいけません。
 突然歓声と拍手が響くのですから、表を通る他人には何事かと思われる事でしょう。

 ところで基本的に試合は1週間に1試合ですが、場合によってはミッドウィークと言う事で水曜日を入れて2試合。
 これは野球とは全く試合の消化ペースが違います。
  従って結果について喜びも、あるいは悔しさも引きずりますし、どこかで切り替える必要があります。
 マア、勝っても負けても次の試合が勝ちどおしい。
  
 象の時間アリの時間では無いけれど、生き物によって感じる時間の長さが違うのだそうです。
  ブルドックの犬種改良の話では、2年で成犬となるのだそうで100年で50世代の可能性はあるのだそうで・・・たしかにそういうスピードならあっという間に月日が流れる。
 人間だって子供の頃はやたらと時間の流れが遅かったように感じていたのが、最近は体感?スピードがテンポアップしている感じがする。
 子供には初めての体験が多いので、時間の流れも遅く感じるというような事を聞いた事はありますが・・・なんとなく納得できそうですし、加えて最近の出来ごとの流れが速いのも一因かもしれないと思っています。

 いずれにせよ私にとってのサッカーの次の試合を待つ気持ちは、若い他人の感じる長さと違うのでしょうね・・・多分。
 気がつくとあっという間にワールドカップ前の試合日程を消化し、南アフリカ大会が終わって、秋のJリーグ終盤だったりして・・・。
 嘗ての祖母みたいに「アレッ!!いつの間に」と驚いていたり。
  しかし、そんな事ではあっという間に余命を使い果たしてしまいそうですから、余り次の試合を早く見たいと思わないで、結果にどっぷりと浸らなくてはいけないのかも知れません。