なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

負ける手負けない手

2010-04-22 00:23:13 | Weblog
 今日は水曜日で病院関係の予定もないドフリーな一日。
 強いて言えば、昼ご飯をどうしようかなという心配だけですから、全く自分で言うのもおかしいくらいの御気楽な身分です。
 これで、ポケットマネーも潤っていれば言う事は無いのですが、お金と暇は同居しにくいらしい・・・それに個人的にお金との相性が良くないらしいので、この先天下の回り持ちと言う事は当てにしない方が気持ちが穏やかに暮らせそう。

 さて、暇な予定だったのが息子に付き合わされてしまい,出かけることになってしまいました。
  マア、ちょっとした買い物ですから行く事もないのですが、、、
 ビギナードライバーのお目付け役みたいなものですね。
  尤も、お目付けだからと言ってオヤジが先輩面して細かな事を言いすぎると、親子なだけに思わぬ言い合いに発展する危険性もあるので、この辺りが面倒臭い。
身内に囲碁とか勉強を教えるのと良く似ている。
 無責任なようですが、放って置いても勝手にやるでしょう、、、助手席での忍耐と言うものは結構修業に似ているところがある・・・と言う事は、助手席で教えているのではなくて案外修業させられているらしい。
  
 市内のショッピングビルみたいな施設・・・ここには専用立体パーキングがあるのですが、流石に繁華街の施設だけに走行ゾーン・曲がり角などに余りゆとりが無い構造・・・従ってビギナーには駐車も楽ではない様で、後続車にはご迷惑をおかけしました。
 うるさく注意はしませんがポイントだけは外せないですね。
  そうでないと他の車の迷惑だし、自分の車が変形する事態に陥ります。

 さて息子がショッピングの最中私は本屋で立ち読み。
  この本屋の囲碁のコーナーが以前より小さくなっているのには驚きました。
 ここは市内では一番囲碁関係の本が多くて、ポケット版の打ち碁集もあった筈なので楽しみにして来たのですが、全く姿を消してしまいました。
 全体的に見ておそらく以前の半分以下でしょう。
  本屋さんは当然経済優先でしょうから、こういう変化は囲碁の本が売れていないと言う事を表わしているのでしょう。
  つまり囲碁を買う人が減ったか、買うゆとりが無くなっているのか、あるいは囲碁ファンが減っているのか・・・全て当てはまりそうで怖い。
 しかし、それにしてはどこかで見たような本が多い。
  それは、必要な・あるいは売れ筋本は限られているともいえるし、マンネリ・工夫に問題があるとも言えるでしょうね。
 昔からある同じような問題・テーマを切り口を少し変えた感じでリニューアル。
  どこか、購買意欲が刺激されません。

 結局「アマの負ける手、負けない手」のポケット版で黒番編と白番編の2冊を購入。
  2冊で税込1481円。
 これは昔買って読んだ事があるけれど、確か誰かに貸したままになっている・・・。
  
 囲碁の手の選択をリスクマネージメントと見るのが面白いですね。
  良い手は一つでは無いと言う見方で、リスクを考慮して手を選ぶと言うのは私には向いているかもしれません。
 イメージなどを碁盤に表現するみたいな積極性より、成功確率を考えながら碁盤を見る方が性格にあっているような気がします。
 マアそればっかりでは、自分で打っているのか成り行きにそうさせられているのか分からなくなると思いますので、その辺りの区別は難しいでしょうが、でも少なくとも「打ってはいけない手」と「リターンに比べリスクの大きな手」は理解しておかなければいけませんね。

 ともかく、取り敢えず、、、「白番編」の「秀策流対策」から読み始めます。
  いまさらドロナワな感じですが、まずは「見合い」という秀策流対抗策を勉強しないといけません。