言葉では「シチョウ知らずに碁を打つな」って言うけれど、、、実戦でシチョウ・アタリとかけた時に、相手の石が逃げたとします、この瞬間に「しめた」と思う心半分「!!エッツ」という不安・驚き半分です。
場面は戦いの真っ最中、私白番で黒の大石を包囲したところ。
格言では大石死せずですが、何事も格言には末尾に「時による」がつく筈です。
つまり大石には目になるスペースができやすいのと、相手の石がダメージを受けやすい・・・
ともあれ二十数子の大石を相手に、こちらも4つに分かれてる・・・これは見方を変えれば黒の大石1つが白を4つに裂いているとも見えなくもないから、進行次第では恐ろしいことが起きる可能性もある。
事の発端は白から先手で利かして外を厚くするつもりで打った手に、黒が手を抜いたところから始まっています。
黒からするとやはり「大石死せず」、あるいはなんとなく目形がありそうにも見えないので、先手で利かされるのを拒否したと言うことだろう。
白からはここで大きな問題ですね。
先手で打った筈なのに手抜きをされたのですから白怒らなくてはいけない場面・・・直ぐにお仕置きと行くか、横眼で見ながら行くか?
本当に黒の目を先手で1眼に制限して、尚且つ封鎖を完成でき無ければ、先手の利かしと言うのが嘘になってしまうので、ここは自分に対しての信用問題でもある。
但し、勝負事でここでの失敗は許されない。
仮に封鎖は出来ても生きられた場合、外の厚みが働くのか?、あるいはタダの壁になるだけか?
一番怖いのは封鎖の壁を破壊された場合、白がボロボロになります。
さて、封鎖に行けば、当然黒からの反撃がある・・・これを抑え込み、無効にできるのか?
マアこういう事を考えるのも醍醐味ではあります。
堅実路線で細かいながらも優勢を確保して行くと言うのも結構勇気が要りますが、それは複雑な要素を考慮して行きます・・・こちらの方はそれ比べるとやや単純ではある。
マア、私の能力・性格からすると単純な方が向いている。
さて熟慮、私としては十分熟慮の末決行。
先手で一眼に制限し、手順の打ち欠きも決めて置き、イザと言う時の手数も詰めて置きまして・・・
問題は断点が2箇所残る事なので、白はどちらをどのように守るのかが問題。
A点をカケ継ぎ、B点を残す。
この場合はるかかなた、白黒の石が競り合っているところで白石がシチョウアタリになっています
そして、その石へのシチョウアタリとしての手段は怖くない。
単純だけれどそれは読んだ・・・何度も繰り返し読んで実行した筈。
なのに黒は敢然と逃げたのです!
こういう時は一瞬恐ろしいものです。
①もしかして私の読みが間違っている?・・・1路違いでシチョウ崩れ。
②1つ逃げて置いて強烈なシチョウアタリ作戦がある?
③それとも、この石が取られて白が凌いだら終わりなので取り敢えず逃げた?
当然③であって欲しいけれど。
逃げた石をに再度アタリ・・・黒はまた逃げる。
白から3度目のあたり・・・シチョウですから当然ですね。
ここまで来ると、大石の生死もさることながら、生還出来ないシチョウを逃げた責任が重くなりますから、再度シチョウの行方を確認して勝利を確信しました。
つまり黒さんはバンザイ攻撃だったようです・・・ホッ。
それにしても、自分の考えていない反応があるのは恐ろしいですね。
場面は戦いの真っ最中、私白番で黒の大石を包囲したところ。
格言では大石死せずですが、何事も格言には末尾に「時による」がつく筈です。
つまり大石には目になるスペースができやすいのと、相手の石がダメージを受けやすい・・・
ともあれ二十数子の大石を相手に、こちらも4つに分かれてる・・・これは見方を変えれば黒の大石1つが白を4つに裂いているとも見えなくもないから、進行次第では恐ろしいことが起きる可能性もある。
事の発端は白から先手で利かして外を厚くするつもりで打った手に、黒が手を抜いたところから始まっています。
黒からするとやはり「大石死せず」、あるいはなんとなく目形がありそうにも見えないので、先手で利かされるのを拒否したと言うことだろう。
白からはここで大きな問題ですね。
先手で打った筈なのに手抜きをされたのですから白怒らなくてはいけない場面・・・直ぐにお仕置きと行くか、横眼で見ながら行くか?
本当に黒の目を先手で1眼に制限して、尚且つ封鎖を完成でき無ければ、先手の利かしと言うのが嘘になってしまうので、ここは自分に対しての信用問題でもある。
但し、勝負事でここでの失敗は許されない。
仮に封鎖は出来ても生きられた場合、外の厚みが働くのか?、あるいはタダの壁になるだけか?
一番怖いのは封鎖の壁を破壊された場合、白がボロボロになります。
さて、封鎖に行けば、当然黒からの反撃がある・・・これを抑え込み、無効にできるのか?
マアこういう事を考えるのも醍醐味ではあります。
堅実路線で細かいながらも優勢を確保して行くと言うのも結構勇気が要りますが、それは複雑な要素を考慮して行きます・・・こちらの方はそれ比べるとやや単純ではある。
マア、私の能力・性格からすると単純な方が向いている。
さて熟慮、私としては十分熟慮の末決行。
先手で一眼に制限し、手順の打ち欠きも決めて置き、イザと言う時の手数も詰めて置きまして・・・
問題は断点が2箇所残る事なので、白はどちらをどのように守るのかが問題。
A点をカケ継ぎ、B点を残す。
この場合はるかかなた、白黒の石が競り合っているところで白石がシチョウアタリになっています
そして、その石へのシチョウアタリとしての手段は怖くない。
単純だけれどそれは読んだ・・・何度も繰り返し読んで実行した筈。
なのに黒は敢然と逃げたのです!
こういう時は一瞬恐ろしいものです。
①もしかして私の読みが間違っている?・・・1路違いでシチョウ崩れ。
②1つ逃げて置いて強烈なシチョウアタリ作戦がある?
③それとも、この石が取られて白が凌いだら終わりなので取り敢えず逃げた?
当然③であって欲しいけれど。
逃げた石をに再度アタリ・・・黒はまた逃げる。
白から3度目のあたり・・・シチョウですから当然ですね。
ここまで来ると、大石の生死もさることながら、生還出来ないシチョウを逃げた責任が重くなりますから、再度シチョウの行方を確認して勝利を確信しました。
つまり黒さんはバンザイ攻撃だったようです・・・ホッ。
それにしても、自分の考えていない反応があるのは恐ろしいですね。