なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

C級?グルメ

2010-04-30 00:58:16 | Weblog
 よくTVでグルメの紹介番組が有ります。
  誰かのお招きにあずかりまして、などと言う機会でもなければほぼ縁が無い世界。
 私の感覚では例えば温泉旅館の宿泊費が1万円を越えると、ちょっと躓いて倒れそうな感じです・・・流石に浮世からズレているのかもしれませんが。
 まあそういう感覚ですから、15000円を越えて20000円近くのところで豪華な食事が並んでいても、『何だろうな?』と言う感想です。
 確かに、珍しいもの、美味しいでしょう。
  しかし、しかし、少なくとも私のカロリーの許容量の数倍の豪華さですから、『今回だけ見逃して!』と言う感じで食べるか、あるいは目の保養と言う事で自制心が勝つか・・・でも、そういう事で有れば少なくともそういう食事はナンセンスなわけです。
 仮に600カロリー以下で見た目豪華、そして食べて見て満足な食事なら、これは素晴らしいのですが。
 珍しい原材料で、これでもかと言う感じで並べられても・・・マア美味しいでしょうが「値段が高くて、おいしいのは当たり前」と言う事で、感動は無いでしょう。

 水曜日は仕事は休み、午前中に総合病院で先日受けた胸の超音波写真の結果を聞きに・・・。
 最高の結果・「可もなく不可もなく」ですが、これは普通の人の評価ではありません。
  血管の機能が50%程度で働いていて、それは前回の検査と変わらないので変化なしと言う事で、「どこか自覚症状があって具合が悪いと感じたら直ぐに病院に連絡して下さい」という付箋付きです。
 「そうですね、変化があったら3本の内2本はバイパスが必要になるでしょう」と結構スリリングな日常。

 と言う事で値段とカロリーの贅沢は出来ませんが、許容範囲内でのグルメを楽しむ事を目指す。
 従って普通の町の中に溶け込んでいるエスニック。
  予算で言えば1000円以下で、出来たらネイティブの料理人。
 今のところ近所でこの条件に当てはまるのは「タイ料理レストラン」「韓国料理店」「インド料理店」があります。
 少し離れたところにバングラディッシュの店もあるのですがこれは未だチャレンジしていません。
 エスニックと言う事で、スペイン料理店、ドイツ料理店、フランス料理店もありますが予算の関係で行けません。
 最も数多くある中華料理店も意外と予算上難しいし・・・普通にラーメン屋さんは・・・私、あの熱い麺が苦手なんです。

 水曜日は韓国大衆食堂へ
  私水曜日の定食で550円なのに、、、息子は「サムゲタン」。
  食堂のおばさん「サムゲタン定食ですか?」、息子「はい定食で」
 これは、私の場合鶏肉がダメなので選択肢の外・・・加えて予算が1480円。
  全くドラ息子はようやってくれる。
 鶏肉を食べられる人には相当美味しいらしい。
  朝鮮ニンジンなども煮込んであるので確かに体にも良いらしい・・・
 マア二人で約2000円と言う事でした。
  尤もかなりのボリュームなので息子は食べきれず。
 但しここは食べきれない場合は持ち帰りが出来るのが嬉しい。
  おばちゃん「ご飯と一緒に煮込むと美味しいよ」
 家でも食べられるのならそれほど高くは無いのかも知れません。

 木曜日も昼は息子と食事をすることになってしまいまして
 私(ヤル気なさそうに)「何か作るか?」
 息子「どこか行こうか」
 私「何か食べたいものがあるのか?」
 息子「山傳丸なんかは?」(これは房総の南の漁港から届く海鮮を使ったお店)
  『ムムッツ!こ奴贅沢を抜かしている』と感じですから・・・
 私「インド料理店ではどうだ?」と言う事でインド料理に決定。
  10分か15分で行けるところには3軒ほどインド料理店がありまして、何処に行くにしても初めてです。
 木曜日に行ったのは、私が学生時代からそこにあるインド料理店
  つまり40年にはあったけれど、いつか行こうと思いながらも未だ行っていないお店
 昔のお店と今の店が同じかどうかは分かりませんが、ともかく昔からそこはインド料理。
  マアインド料理店の相場は知りませんが、宮廷料理と言う事でなければ予算的にNGでも無いでしょう。

 結果GOOD。
  Aランチでスープ、ミニサラダ、カレー、色のついたご飯(サフラン?)、ナンに食後のドリンクで750円。
 カレーは数種類から選べる・・・流石にビーフは無いのでマトン。
  息子はBランチ・・・奴めはいつもオヤジより高い900円。
 こちらはカレーが2種類でキーマとチキンを選択、それにヨーグルトのようなものがついて来る。
 私はドリンクはアイスコーヒーで息子がラッシー。
  選んでからチャイもあったことに気がつきまして、やや失敗。
 流石インドの人が作ったナンは良いですね、大きくて焼きたてのナン(ベーカリーのナンとは違いますね)。
 これが本場のナンなんだと思いました。
  カレーの方は辛いものの、多分日本人向けに辛さセーブの感じですね。
 お客は私たちを入れて4組ありましたが全員日本人、料理人もウェイターも全員インド人(らしい)
  しかも全員男の人ばかり・・・タイ料理店は作るのは男の人だけどフロアーは日本語の上手なウェイトレス、韓国料理はソコソコ日本語の韓国のおばちゃん、インド料理店は全員男の従業員で日本語が話せる人は一人・・・言葉はともかく全員男の人・インドはこういう感じなのかなと思いました。
 ともあれ女房殿は「いつも二人でズルイ」と言う筈ですから、近いうちにもう一度行く事になるでしょう。