なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

ゲーセンに異変2

2011-06-01 00:10:24 | Weblog
 正しくは「異変2」と言うより、ちょっと詳しく続編あるいはプレミアム、、、マア、どちらでも良いか。
 要するに将棋界の明るいニュースであり「隣の芝はあおい」「隣のバラは赤くて美しい」類の話です。
 火曜日の夕方ネットでTV番組を検索。
  実はサッカーの国際試合の日を1日間違えていて、「どこのチャンネル・何時からかな」と調べていた、、、立ち上がって夕刊を取りに行けば直ぐ分るけれど、自分のパソコンの前から動かないのです。
 番組はクローズアップ現代。
  ナント中国から女流棋戦の予選に参加した子供がいると言う話。
 上海で週1回ではあるが、小学校の授業に将棋を取り入れているところが70校も有るとか。
  将棋を好きになる事で、ある少年は算数苦手からクラスのトップクラスになったとか、、、。
 (マアある程度は分かるけれど、もし本当なら我が家の愚息の教育方針を間違った、、、)
 いずれにせよ「集中力」の他に、「局面の打開」などを考える事で考える習慣が出来ると言う事。
 更に対局前と後の対局者同士の挨拶に加え、負けた方が自分の負けを認める事とか、局後の両者での検討が素晴らしいのだとか、、、外国では局後の検討はしないのかな、、、。
 取った駒を使えるのでチェスなどと違い、手を選ぶ選択肢がチェスのNの10乗くらいに比べNの22乗くらいに桁はずれに大きくなっているので、これも考える幅と深さが違うのだとか。

 いずれにせよ、肯定的な意味で宣伝して貰えるのが羨ましいですネ。
  囲碁にせよ将棋にせよ道楽・ゲームの立場から脱皮?しようとしている。
 私個人としては、「考える習慣」「物事を必然性で考える」などと言う意味で囲碁も将棋もお勧め、、、尤も自分に関してはどれほど役に立っているかは???ではあるが。

 少なくとも子供の教育に役に立つと言う「評判」は定着・広まっていく傾向。
  本来なら囲碁だって同じような効果が期待できると思うのだが。
 そう言えば私の子供時代には「将棋の駒の動き方を知らない子供は少なかった」からヘボでもたいていの人は指せた。
 それに比べ「囲碁は白黒の石の意味が分からん」と言うのが一般的だった。
  基本的に出発点でこれは大きな差でしょうネ。
 囲碁の方は先ず出発点の差を克服、「とっつきにくさ」を克服しなければ、この状況はますます大きな格差に成るでしょう。
 本音を言うと「教育的効果」を余りに宣伝するのは便宜上の方策で、実際は「面白いから」だけで良い、、、しかしこれでは現状は何も変わらないだろうから「方便」も大事だと言うことですネ。