なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

人は教えるのが好きなんですよね・・・

2011-06-26 00:04:17 | Weblog
 これは私が中学高校時代の思い出から始まります。
  地方の次男坊なので、高校を卒業したら家から出て行くのが当たり前、、、マア大学進学で地元の大学を選択すれば別ですが、、、。
 むしろ、首都圏以外の大学を選択するのしても、生まれ育った地方では無く別の都市にある大学に行きたいと思っていた。
 つまり生活費などは親がかりではあるが、生活としては新しいところでと考えていた。
  ところが、現在の私の住んでいるところは一応首都圏ですから、仮に東京圏の大学に進学するとすれば家から通える。
 そういう条件の影響だろうか娘も息子も高校を卒業したら家を出て行くという考えは無かったようです。

 ところで現在進学塾なるものがあって、実力アップと言うか得点テクニックを教えるようです。
 勿論私の中学高校時代にも「塾」は有ったし、私もお世話になりました、、、が、内容がいささか違うように思う。
 私が中学・高校時代に通ったのは「数学専門の塾」、、、マア、たまには先生が「今日は英語の勉強をしようか」と言う事も有りましたが、ともかく主に数学。
 教え方は、例えば「公式」が導き出される所に力を入れて授業。
  例えば二次方程式がどうしてそうなるのかなど・・・初めは何でこういうやり方なのかと分かりませんでしたが、意外とこういう事が重要らしい。
 幾何学なども定理の解説に相当時間を裂く。
  勿論全員が同じペースで先生の授業について行けるわけではない、早い子もいれば遅い子もいるし、なかなか理解できない子もいる。
 そこで例題などの回答を通じて、出来た子・分かる子が分からない子に教える。
  つまり自分が出来るだけでは半分で、人に教えられなくては完全ではない、、、そういう塾。
 そうですネ、人に教えるって事で自分の身につくんですよね。  
  これは「自分だけできれば良いのであって、他人には教えないでおこう」というセコイ考えとは違う。
 それにたいていの人は他人に教える事って好きですよね。
  勉強に限らず、自分の知っている事を人に教えたがる、、、これって殆ど本能でしょうか。

 話は一気にリアルタイム:今日の午後。
  先日(水曜日)に初めて行った隣の市の森林公園の池の周りで「鳥待ち」。
 ここにはジョギング・ウォーキング・花の写真・鳥の写真・・・いろんな人が通りかかります。
  約半分くらいの人が「よい写真が撮れましたか?」あるいは「何かいるんのですか?」と声をかけて来る。
 鳥の話になると・・・「10年目にはよく見かけましたネ」とか「私も3年くらいカメラを持って通いました」とかいろいろ教えてくれる。
 「最近カワセミは見かけなくなりましたね」とう人もいれば・・・『水曜日にも写真を撮れたけれど、もっとよい写真を撮りたくて頑張っている』(と心の中で呟く)
 一般的には、こうして立っているだけでいろんな人が教えてくれる事が蓄積して行きます。
  今日のGETは
 「ここの鳥はこの公園と少し離れた池のある公園を行ったり来たり」「○○公園は地震で池の水が無くなりましたからダメですネ」
 「M公園にはカメラマンガ大勢並んでいますよ」・・・と言う事はかなりの頻度で替え唖蝉が現れる。

 わたしだって時には教える事も有る
 「何を撮っているのですか?」
 「鳥の写真です」
 「珍しい鳥が来るのですか?」
 「今日はコゲラとかゴイサギが来ましたよ(ここでカワセミの事を行った方が良いかどうかまよいながら)、カワセミも来ましたけれどタイミングが悪くてシャッターを押せませんでしたけれどネ」・・・私も結構教えるのが好きなんですネ。