はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

レイヤー・ケーキ

2006-06-16 21:38:24 | book
 先週末買って、今週読んでた本。
 お察しの通り、タイトルだけで選んでます。

 「レイヤー・ケーキ」
 J・J・コノリー作、 佐藤耕士訳、角川文庫。

 イギリスが舞台の、麻薬ディーラーのお話。でも暗い話ではなくて、どこかコメディチックでもあり、ブラックでもあり、するする読めてしまいました。
 最後に、むふふな一品。
 タイトルは、「下っ端から上層部までの階層(レイヤー)それぞれにうま味がある犯罪世界」を、ケーキに例えたスラングらしいよ。
 なるほどね。
            
 なんか、英国の作品は、みんなちょっとカッコイイ。
 勝手なイメージですが、文学の国だから?
 英国が文学なら、米国はグラビア、日本は漫画?
            
 そうそう、途中、気に入った台詞があったよ。
 「気晴らしは既存のシステムを打ち破ることにある。自分が面白くなければ意味がない」
 はいっ、その通り!
            
 この作品は、英国では2004年に映画化されてるそうです。
 日本では、この夏劇場限定で公開するみたい。
 まあ、機会に恵まれたら、見に行くわ。
コメント
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