個性的なお店の多い西明石南町。その中でもひときわ異彩を放つのがこちら、
「旬菜厨房 友正」さん !!!!!!!!!!!!!!!!!
西明石が誇る名店、
「ぎょうざ一番」の前の道を西側へ行った突き当たり、かつての
矢野眼科(ナツカシス)の向かいにあるお店です。ちなみに、
「友正」というのは、
「 You は shock ! 」と読むのではなく、
「ゆうしょう」と読みますよ。
さて、この店、行ったことある人もない人も、
執念さえ感じさせる手書きの貼り紙・看板の数々
が印象に残っているのではなかろうか。
たとえば、こんな感じの。
「旨飯家(うまめしや)」って、なんかイイ! 「ご賞味して下さい」というのは敬語の使い方がおかしい。でも、そこがイイ!
こりゃ、確かに「大サービス」だわな。
とにかく、手書きの文字、文字、文字……。雑誌のコピー(現物?)以外に、およそ活字というものが見あたらないんですよ。
ここの大将、よほど字を書くのが好きと見え、店内に入っても……、
品書きを見ると、
おせち料理のオーダーメイドまで! 手広い商いだなあ!w
この通り、手書き文字がビッシリと! そういや、何年か前にここのチラシが入っていたことがありましたが、
B4ウラオモテに手書き文字がビッシリ、という○○○○じみたシロモノでした。
とにかく、決して達筆とは言えない(失礼!)字ですが、鬼気迫るというか、
何だか、大将の気迫というか、人柄の良さというか、そういうものがひしひしと伝わってくることだけは間違いのないことです。
さて、品書きの写真を見てもらっても分かるように、この店は何しろやたら
メニューが豊富です。何を食おうか迷いましたが、そういえば今まで日替わり定食って食ったことなかったので、
表の黒板に書いてあった日替わり定食にしました。
「本日の日替り定食(¥600)」。安い!
とにかくウマそう!
これで¥600なんて! 野菜の煮物とごはん。
野菜の煮物のウマいこと! 単なる小鉢ものだと思っていたら大間違いです。芋煮の柔らかさ、がんもどきのふっくらさ加減といったら!
ごはんもウマい!
「兵庫産こしひかり」使用というのはたぶんガチ。
マジでウマい! 「旨飯家」を名乗る資格は十分です!
そして、メイン・ディッシュのチキンカツレツ……。
切り口を拡大!
結論から言います。
このチキンカツは、バカウマです !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
肉の柔らかさもさることながら、
下味の塩加減が絶妙で、パクパク食ってしまいました。
すばらしい !!!!!!!!!!!!!!!!!!!! この内容で¥600というのは、もはや
ネ申 レベル ですっ! いやあ、
大 満 足 ですよ!
さて、ごはんを大盛りにしなかったためにほんの少し物足りなさを感じたので、追加で塩ラーメンを注文しました
(←食い過ぎ)。
「塩ラーメン(¥500)」。
非常に薄味の、吸い物のようなスープです。じんわりウマい! 麺はやや太めのストレート、しっとりとしたタイプのやつです。このスープ、カツオのダシとか効かせたらマジでやみつきになる味になりそうです。
そしてこのチャーシュー。
これがまたウマい! しっかり味が付いていて、香ばしい。ビックリするぐらいウマいのです(もはやただの定食屋とは思えませんな)。なお、ゆで玉子にもしっかり味が付いています。見た目はシンプルながら、非常に手の込んだ一品ですよ。
みなさんも、一度ここを訪れてみてはいかがでしょうか?
無節操とも言えるほど豊富なメニューを、
器用な大将が阿修羅の如き働きぶりで作り上げていくさまは圧巻です。店内外の貼り紙にも表れている、大将の純朴な人柄が心地よいお店です。
カウンター席の他、小上がりの座敷もあり。隣とは御簾で仕切るようです。
「おお! オリジナル箸袋! さすが老舗!」と思ったら、スタンプでしたw
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