群馬県沼田市こしひかりの物語

旧新治村の田んぼでとれたコシヒカリの物語です。
それから、生活・リハビリについて、徒然なるままに書いています。

カルロス・ゴーン社長のリーダーシップ論

2012-06-21 10:27:14 | Weblog

カルロス・ゴーン社長のリーダーシップ論

19日に慶応大学主催の講演会で熱弁をふるった記事が日経新聞の電子版で配信されていた。
演題は「グローバルリーダーシップと危機管理経営」で講演と質疑応答で約1時間半
記事の一部を引用紹介する。
危機対応でリーダーにとって最も重要なのは、
1.極めて明確で客観的な解析、状況判断をすること。
  自己満足の診断ではなく、客観的な事実に基づいて危機の問題を抽出すること。
2.置かれている状況を判断した後、
  どのように問題を克服するかを考え出す力が求められる。
3.短期と長期の処方箋を定めたら、危機の際は通常以上に権限を委譲すること。
  対策本部は優先課題の進捗状況を把握し、個別状況の対応は現場に任せる。
4.リーダーが現場に入るときは、当事者意識を持って危機対応に参画すること。
  リーダーが現場をサポートする姿勢を示すこと。
5.危機から学ぶこと。危機は経験を生むチャンスであり、教訓を得ること。
  企業も国家も、教訓をどうすれば組織の知恵として取り込めるかを考えること。
質疑応答の内容がすばらしい。リーダーの心構えあるべき姿を語っている。
原発事故時の政府首脳の対応を検証したいものだ。
詳細は下記URLを参照して下さい。
    http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK19033_Z10C12A6000000/

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