あきまさブログ

日々平安なれ

伊吹山

2013-02-01 | 日記
今日は昨日に引き続き囲碁棋聖戦第二局の観戦をしました。
幽玄の間ではリアルタイムの実況中継です。
パンダネットでは画面に反映するのに多少時間が掛かる気がしましたが、幽玄の間は殆ど同時です。
夕方のBS中継と一緒に見ていましたが、着手と殆ど同時に反映されていました。
さすが日本棋院が運営するサイトだけある。
パンダネットでは着手と画面への反映にズレがあると感じていたから素晴らしい。

右辺に白から消しに入られてサッサと逃げたときには甘くないかと私は懸念。
何せ、3時くらいには井山さんが残り時間1時間ちょっとで、張さんが5時間ほど残していたから、井山さんの形勢はずーっと苦しかったに違いない。
左辺に手をつけて行って黒が上手いかと思ったのはつかの間。
中の黒がやや薄くなった。
辺を稼げば中が薄くなるのは当然。
中が苦しいかと思ったら、逆に右辺の白の目が怪しくなり、コウで凌ぐことになった。
コウの代償で右下が黒地になり、白は中の黒を攻めて余得を得なければ勝てない。

私ごとき実力ではとても凌げないと思うところを井山さんは読み切っているようだった。
羽根さんがそう言っていた。
BSの解説の羽根さんはキッチリ読んで解説されるし、
アシスタントを勤めた吉原五段は的確な質問をしてアマ向けの解説をしてくれるように働きかけた。
日曜テレビ囲碁対局の以前のアシスタントの人は、アマでも低位者向けの質問ばかりして面白くなかった。
それと比べて吉原さんは適切な質問をして見やすかった。
しかし、井山さんは強い。
二連勝。
これは六冠が現実になりそうだ。

今日は観戦ばかりで自分は対局なし。
時々、中国、韓国の高段者の対局を観ていました。
ここと思えばまたあちら、の打ち方で幻惑しようとしているのかな。
それとサッサと捨てる場面が多い。
こういうのも参考になるときもある。

今日はTさんから写生が届きました。

散歩コース。
「路傍の秋」


「公園の秋」


豊田の下山地区。
「山里の秋」



「木と土の家」
私はこんな風なあるがままのたたずまいが好きです。


「伊吹山」
は滋賀の長浜を訪れる途中からの眺めです。富士山のような流麗な美しい姿の山とは違って大男が胡坐をかいているような姿ですが、北西の風を伊吹おろしと称するようにこのあたりでは存在感のある山です。


新幹線からしか見たことがありませんが、ちょっと良いですね。
伊吹颪、むかーし、唄いました。