あきまさブログ

日々平安なれ

梅は咲いたか

2013-02-10 | 日記
笹本稜平「南極風」読了。
題名から、南極の探検かしらと疑心暗鬼にもなったが借りてみた。
南極の話ならちょっと縁が遠いと思ったから。
ところがニュージーランドの山登りの話でした。
笹本さんの小説だからそんな単純なものではありません。
主人公は学生時代から山登りをしていて会社勤めをしていたが、
山仲間がニュージーランドで立ち上げたツアー登山会社をガイドとしてだけでなく経営も手伝うことになる。
6人のツアーを四人のスタッフで引率してアスパイアリング山に登頂を目指す。
突然の天候急変で結果として五人が亡くなる。
その後、突然として殺人罪で主人公が捕まる。
山でガイドとしての仕事が不十分だったということ。
また、ツアーで亡くなった友人が経営者として掛けていた保険金を詐取した疑いも生じる。
読んでいて、どういう結末にするのかハラハラしました。
山屋の話だけでなく、ミステリーとしても大変面白く読みました。

今日は少し気温も上がったのでしょうか、お天気もよい日でした。
図書館に予約した本の引き取り。
石神井公園を通りかかりますと、向こうにピンクが。
梅でした。
寒紅梅。






ハチも出ていました。


今日はカワセミの方には廻らないで図書館へ。
三連休だからか、三連休なのにか、混んでいました。
今日借りたのは「日本の名山」。
それだけなら珍しくもなさそうな本ですが、副題が「皇太子殿下の登られた百の名山ガイド」となっています。
本屋で見て借りてみようと思ったものです。
杓子山頂にテーブルが置かれたのは皇太子殿下登頂のおかげと聞いたのに紹介されていません。
しかし、たくさん登ってみえます。
利尻島から屋久島まで。
これだけ登ってみえるというのは、本当に山登りが好きなんだと分かります。
本を見ていると行きたくなります。