あきまさブログ

日々平安なれ

旅は道連れ

2013-05-20 | 日記
爪のはがれたのが引っ付いたのは嬉しいです。
野生的、野獣性豊か、まだまだ若い、なんと言うんでしょう。
良かったー。

歩き遍路をしますとスタートを前後した人とよく会います。
大体同じペースで歩きますから宿が一緒になることが多いのです。

K山さん
水戸の方でした。
晩酌は日本酒を冷で三本が定番。
登りが弱いんです、下りは強いんです。
私と山歩きのパターンが似ていますから、焼山寺では途中をかなりの間一緒しました。
しかし、足は私より強い方でした。
最後の宿でも一緒になり、夕食後に部屋までお別れの挨拶に来られ、お互いの住所交換をしました。
ご両親の供養に廻られているような言い方をされました。

N川さん
千葉の方、どうも房総の方という様子でした。
四回目、そのうち一回は逆打ち。
逆打ちは標識や遍路シールが見えにくいから難しいんです。
立派なものです。
健脚でした。
藤井寺の手前までK山さんともう一人と一緒でしたが、
あと少しという所でぐんぐんスピードアップ。
マラソン中継で観るラストスパート。
見る見るうちに引き離されてとても追いかける力がこちらにはありませんでした。
ヒマラヤトレッキングに行ったけれど5000m前後のところまでだったと謙遜されていました。
焼山寺以降は全く見かけませんでした。

切幡寺のあとでお嬢さんが「一緒してよいですか?」と聞いてきて藤井寺まで一緒しました。
香川の人でしたが、週末歩きを始めたばかりで今回二回目。
何とか二年で回りたいと・・・・
公務員で二年毎の転勤が決まっているそうです。
一人歩きは心細かったのでしょう。

K掛さん、堺の方でした。
真宗の通信教育を受けて、今秋から臨済宗の短大に通うとの話しでした。
奥さんを二年前にガンで亡くされて、戸建てからマンションに移り、自炊もしているそうです。
この方も最後の宿で部屋に挨拶に寄られました。

これは切幡寺の階段、333段ですが私は一回目のときも難儀した記憶なし。
今回も楽勝。


途中で少年剣道大会を雨中でもやっていました。


沈下橋、四国に多くあり、欄干は設けてなく洪水でも流されにくい。


最初のときも撮った遍路小屋、毛布が置いてあります。