あきまさブログ

日々平安なれ

旅は道連れ 4

2013-05-23 | 日記
その他の方で宿が一緒で食事のときに話しした人など。

70才のご主人と奥さん。
ご主人がガンで三回手術したとか。
詳細は聞かず。
そんな風には見えない血色も良い方。
一国打ち、阿波の国だけ廻って終わり。
しかも、歩きだけでなくのんびりとタクシーなども利用している。
京都の方ですが奥さんは大阪の方で、
京都は好きじゃない、とご主人の前で話される。
ちょっと「いけずなところ」がイヤだといわれる、特に室町辺りの呉服屋さんの奥さんなど、
とか仰ってもこちらはよく分からない。
最後の宿で、私はギブアップします、と言いましたら、明日からタクシーで一緒に回りましょ、と誘われた。
ありがたい申し出ですが、ご迷惑を掛けそうですから丁重ににお断りしました。

千葉のご夫婦。
なんだか早期退職したようだが奥さんの意には反していたようだ。
お二人とも若い。
車で廻っている。
ゆっくり色んなところを見物して廻るから20日くらいは掛かりそうとのこと。

喜寿の方とは札所とか遍路小屋で一緒になりました。
なんだかヨレッと歩くから大丈夫かと思うんですが、案外歩ける。
若いときはオリエンテーリングをやった、と言われるが・・・
山の中を地図と磁石だけで行き先を探すのだったかな?
耳が遠くて会話が面倒だから、早々に敬して遠ざかりたくなる方だった。

これは種田山頭火の言葉を彫ったもの。
一言で言い当てています。


道しるべ。


竜が水を吐く、竜吐水ではありません。


遍路小屋、炎天下ですが水も何もございませんでした。