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宿にチェックインし、夜、晩飯を食べに街へ出る。
歩き回るのは楽しみなのだが、少しお疲れ気味。
この川べり、夜は静か。
金曜日の夜。7時頃。意外に人が多いことに驚いた。
それまで海辺などにいて人が少なかったからかもしれない。
イタリアンレストラン。
ジャスバーS&Fの近く。駅の北側。
ネットを見ていて知った。茨城最古の老舗ジャズバーと謳われていて、
良さそうだったので、行った。エントランスからして年季が入った感じだった。
体調を考えてビールにした。マスターがLPレコードをかけていた。
背後のスピーカーから出る音が心地良かった。いずれ名のあるものに
違いないけれど、自分はあまり詳しくはない。
ママがアイガモの蒸したのがあるけど食べますか?と言うのでいうのでそれをツマミに飲んだ。
客は自分の他に一人だけだった。暫く聴いていてお暇した。
アーケードを歩く。駅北側は意外に早く閉める店もあるようだが、
金曜日とあって、やはり人は出ていた。
ひたち海浜公園でコキアを観たついでと言っては何だけど、少し脚を北へと伸ばして村松山の日高寺へと行った。日本三体虚空蔵となっているがそこは正直あまり期待していなかった。こういった所にある地域に溶け込んだお寺をのんびり観てみたかった。
駐車場をそこを歩いていた街の人が教えてくれた。特に駐車料を取られることもなくスーッとすんなり停め、境内を歩いた。虚空菩薩のことは忘れていた。歩き、写真を撮らせてもらった。訪れる人はほとんどいず、静かで落ち着いた空気が漂っていた。天気も良く、それだけで満足だった。奥に上へあがる丘がありそうで、そちらへ向かった。ちょっとした丘の上には芝生の小さな広場があって、陽がいっぱいに当たっていた。四阿があり、そこへ腰掛けていると日常のことを忘れ、時間も忘れた。風が気持ち良かった。何となく茨城というと関東の奥の感じがして何か暗い感じがしていたけれど、思い込みと言えた。思えばここからすぐ東は太平洋の大海原。なだらかな南の斜面に建つお寺は、陽を浴びて、とても明るく開けた感じがした。以前、茨城を旅した時は天気が悪かったのかもしれない。いずれにしろ数少ない自分の旅の印象でしかないのだ。
時間を忘れて座っていたが、気付けば陽は傾き、風も少し涼しくなったので丘を降りた。何か気分がすっとして、さて釣りにでも行ってみようという気が湧いた。時間はあまりないけどそれもいいだろうと思った。車を走らせ、道沿いに釣りえさ屋を見つけ、えさと少しの仕掛けを入手し、店の女性に教えてもらった浜へと向かった。そこの夕暮れもとても良く、空気感を満喫した。・・・・釣果は特には無かったのではあるが・・・。
とても良いお香の香りが漂っていた。
いいお香に違いない。
空は晴れていた。
夕方、少し雲が出た。広々とした空気。
釣り場
女性も含め、ほかに数人、釣っている人がいた。
庭で成った柿を採ったまでは良かったのだが、食べてみるとこれが渋い! これはいかん。口の中で内側の粘膜に渋く渋くへばり付き、なかなか喉を通過していかないのである。僕はこの手の難渋ものは大体は食べられるのだが、無理であった。1個は何とか飲み下した。幸いなことに採れた柿は3個と少量である。それで、残るは2個。これを干し柿にしよう! 思い付きで紐で少し補強し庭先に吊るしているところだ。甘くなるかどうかは神のみぞ知る。鳥が突くかどうかもあずかり知らぬ・・・。
ところで気づけば今日から11月だ。ハロウィンという新手のイベントが盛んになったので10月と11月の境は以前より区別が付くようになった。ハロウィンのかぼちゃも庭の柿もだいだい色だ。柿は渋柿・・・。この時期、みかんも柚子もあれこれ色付いていく。どこも収穫祭の時期なのだろう。11月というとボジョレーと紅葉くらいしか思い浮かばない。日本シリーズも終わりテレビも観るものが無くなってしまった。いや、今年はサッカーのワールドカップがあるか・・・、こんな大事なことを忘れていた。毎年のことではないからかもしれない。
写真は9月の終わりごろ、雨の多い時期に撮ったもの。今と比べてまだ暖かい日もある頃だった。暖かく湿気があるのでセットするとこんなに垂れ下がるのだ。何か意図されたデザインのようでもあった。立体蚊取り線香。高速のインターの形を連想させる。写真は楽なので居間のフロアーの上で置いて撮ることが多く、敷いてある布の柄がいつもおんなじだ。煙草の火で穴が開いてしまったところは避けて撮る、ということになっている。
蚊取り線香はもう必要のない時期になった。蚊はまだ少し飛んでいる。いるところにはいるようだが夏に比べ、力なく飛んでいる。先日は風呂に入っているときにゴキブリが一匹だけいて、何だまだこの時期にいるのか、と眺めていたらその場でパタッとひっくり返って動かなくなった。冷えてきて気力も無くなってしまったのだろう。殺虫スプレーを持って追いかけなくて済んだ。
この垂れ下がるデザインの蚊取り線香、フマキラーのだが買った中で金鳥の次によく効くようだ。コスパはまあ良い。そうかなと思って買ったのだ。以前、ラベンダーか何かの花の香りがたおやかな・・・というのにつられて買ったアースだかの蚊取り線香はほとんど効き目がなかった。蚊がなかなか墜落しないのである。花の香り立ち込める中、結構元気よく飛んでいた。それは分量が多くて安くはあったのだが蚊取り線香の役目はしないので残念ながらそれ以後は買っていない。アースは蚊取り線香ではなくて、お香を作ったのではないだろうか・・・。
2枚目の写真も同じころ撮った。中古の軽の車内とは思えない綺麗さだ。ガラスの外の暗くなりかけた光と計器類のオレンジ色の人工的光のせいだろう。夏の喧騒がいつしか過ぎた頃で、車内はしんとしていた。妙に静かな空気だったことを覚えている。
今朝、早く目が覚めてしまった。5時ごろ。ろくすっぽよく寝てはいないのではあるが起きてしまったのである。老化の一種、現れか・・・。
以前は時間があればどれだけでも寝ていられたのだけれど。
起きてぼんやりしていると、冷え込みが一段と厳しいことに気が付いた。今、時計の針はだいぶ回り、午後の3時。少し日が照って心なしか暖かい。コキアを観に行ってからの数日の冷え込みは例年の11月並みということだそうで、こちら早くも暖房などの冬支度をせねばならないかと思ったりしているところだ。我が国の冬の代名詞、「鍋」はもう夏が過ぎた9月頃から食べ始めてはいる。野菜や肉などあまり考えずに豊富に摂れるし、何回でも湯を継ぎ足しては連日食べられるので、自分としては定番のメニューなのだ。
時々思うのだが、カレーというとインドという外国の何か特別な料理という印象を受けるのだが、あれはもうほとんど鍋料理なのである、和風に言えば・・・。大変美味しくスパイスの効いたスープ、鍋なのだ。外国のあまたあるスープというやつももうほとんど「鍋」で包括できてしまうのである。すき焼きだって鍋と言えば鍋なのだ。かの国、インドでは毎日店先でカレー番の男が前の日の濃厚圧縮カレーに水を継ぎ足しまたスパイスを入れてはその日のカレーを作っていた。よくそんな旨味の増したカレーを食べたものだが、時としてそんなことをしているうちに恐ろしく時間が経ちカレーの中の油分がさすがに悪くなって、食あたりを起こしてしまう客もいたりした。
大根を煮たスープ、これが旨味がよく出ているのだ、これに昨夜はうどんを入れてアツアツで食べた。少し冷え込んだ夜に水戸で買って来た日本酒を味わいつつ、食べた。
茨城では他に肉味噌もお土産として買った。自分だけのことなのでお土産など何でも良いのではあるがこれもまた美味いのである。炊き立てのご飯に乗っけて食べている。コキア、寒さ増して今また一段と赤く色づいているのだろうと思う・・・。
コキアがある場所はみはらしの丘と名付けられていて、東方向の海の眺めが
とても良かった。磯崎の漁港のあたりが眺められる。
みはらしの丘から真東の方角
風は吹いていたが寒さは感じなかった。
草原エリア
目の前に草原が広がるばかりだったが、心地良く、気に入った場所。
蕎麦の花
草原エリアから観覧車へ向かう途中で予期しない所に喫煙所があり、感激した。
観覧車を下から眺めるうちに乗ってみたくなり、チケットを買った。
上からの眺め。遠くにみはらしの丘のコキアが見られる。
かなり歩いた。
西口ゲート近くの、水のステージ。
円形に広く取られている。
水のステージと合体して池があった。
西口ゲートから入った時の最初の広々とした眺望だった。
ひたち海浜公園は今回初めて。一度行ってみたいと思っていて今回、
コキアの季節で丁度良かった。10月14日。その前の数日は川崎は天気は曇りだったり雨だったりで、
茨城はさてどうかなと思っていたのだが、この日、運よく晴れた。
水戸の街を見てみたくもあり、1泊だけ宿を取った。
コキアは触れてみると意外に柔らかだった。見た目で、もっとフワッとしているのかと思ったと
いう人もいるらしい。自分の場合は逆なのだが、では家の近所でこれがコキアか、と思いつつ
触ってみて意外に硬いものだなと思ったのは、あれは何という名の植物だったのだろう?
たぶん違うものだったのだろうと思う。
本物のコキアはどう言ったらいったらいいか、
海草が磯などで日焼けして赤くなった時のような、色も触感もそんな感じだった。
時期的に緑色が赤色に変わった頃で、これから赤色がさらに濃くなって行くようだ。
その場で食べる用にと土産物shopで買った。